イチゴの関連一覧

  • CO₂施用とは、施設園芸で光合成を促すために二酸化炭素を供給する環境制御技術です。濃度だけでなく日射・温度・飽差・換気管理が重要です。

  • 飽差(VPD)とは、空気があとどれだけ水蒸気を受け入れられるかを示す乾き具合の指標です。VPDは飽和水蒸気圧と実際の水蒸気圧の差を表し、主に kPa で示されます。ただし、日本の施設園芸では g/m³ の水蒸気量差を「飽差」と呼ぶ場合もあるため、単位の確認が必須です。

  • オオタバコガは、トマト、ナス、ピーマン、キャベツ、レタス、トウモロコシ、花き類などを加害する害虫です。幼虫・成虫・卵・フンの特徴、ハスモンヨトウやタバコガとの違い、食入前の若齢幼虫を狙う防除方法を解説します。

  • 師部とは、維管束植物を構成する組織の一つで、主に葉で光合成によって作られた糖(同化産物)などの有機物を、植物体内の各器官へ運搬するための通り道のことです。師管や師細胞、伴細胞などで構成されており、木部(道管)の外側に位置して、生存に必要なエネルギーを全組織へ分配する重要な役割を担っています。

  • 導管(どうかん)は木部の通水組織で水と無機養分を根から葉へ運び、糖は担いません。褐変や萎れだけで断定せず、根の状態やEC・水分、灌水履歴を併せて判断します。

  • 葉脈は葉の中の維管束の通り道で、水分や養分の移動と光合成産物の転流に関わります。見え方だけで原因を断定しません。

  • 薬剤耐性は、同じ薬剤を続けて使用することで効きにくい個体が選抜され、集団として防除効果が低下する現象です。散布到達不足や適期外などの一時的要因を除外した上で判断します。

  • チップバーンは、新葉の葉先・葉縁が褐変して枯れ込む生理障害で、病害虫ではなく農薬で治りません。土壌にCaがあっても、乾湿差や高EC、根傷みなどで移行が妨げられると発生し、薬害や塩害と区別するためには散布履歴と根域条件の確認が重要です。

  • 卵菌(らんきん)由来の病害は葉濡れや過湿で広がりやすく、外観の黄化だけでは断定できません。根と環境も併せて確認します。

  • ココピートとは、ココヤシの果皮(ヤシ殻)の繊維質を粉砕・熟成して得られる有機質の用土資材であり、肥料でも土壌そのものでもなく、養分を供給する資材ではありません。</strong> 主用途は、軽量で空隙(くうげき)を確保しながら水分を保持する「培地(ばいち)」としての物理性(通気・保水)の設計にあります。