ら行

  • ライスセンター(らいすせんたー)とは、収穫された稲の籾(もみ)を乾燥、籾摺り(もみすり)をして白米に加工する施設のことです。農協や大規模な稲作農家が所有しています。

  • 落水(らくすい)とは、水田の水を意図的に排出する操作のことを指します。

  • 落葉樹(らくようじゅ)とは、冬など生活に適さない季節になると葉を落とし、休眠する樹木のことです。ブナやカエデが代表例です。

  • ラフィア(らふぃあ)とは、ラフィアヤシの繊維から作られたヒモのことで、やわらかく強靭な性質を持ち、主に接ぎ木の支持や園芸作業に使用されます。

  • 卵菌(らんきん)由来の病害は葉濡れや過湿で広がりやすく、外観の黄化だけでは断定できません。根と環境も併せて確認します。

  • 卵細胞とは、被子植物の胚嚢内に形成され、精細胞と受精する雌性配偶子です。胚珠・胚嚢・助細胞・卵核との違い、重複受精から受精卵・胚が形成される仕組み、種子形成不良との関係を解説します。

  • 卵装置とは、被子植物の胚嚢の珠孔側にある卵細胞と助細胞からなる細胞群です。卵細胞・助細胞の役割、花粉管誘引と受け入れ、重複受精、胚嚢・中央細胞との違いを解説します。

  • ランナーとは、親株から細長く伸び、子株を形成する茎です。イチゴでのランナーの役割、子苗の形成、鉢受け・ランナーピンによる育苗方法、栄養繁殖との関係や病害管理の注意点を解説します。

  • リード(りーど)とは、ラン科植物の新しいバルブのことで、翌年に花芽を形成するために必要な部分です。前年生の古いバルブはバックバルブと呼ばれます。

  • リーフィー(りーふぃー)とは、カリフラワーやブロッコリーで発生する異常花蕾(からい)の一種で、花蕾から葉が出てしまう現象を指します。これは通常、栽培環境や肥料のバランスが原因で発生します。

  • 陸稲(りくとう / おかぼ)とは、畑で栽培されるイネのことです。通常の水田稲と異なり、乾いた土地で育てるため、乾燥に強い品種が多いです。

  • 立地条件(りっちじょうけん)とは、農業経営において作物が栽培される場所の環境条件を指します。これには土壌の質、気候、そして市場や流通までの距離が含まれ、農作物の生産効率や品質に大きく影響します。

  • 硫安(りゅうあん)とは、窒素を約20%含む速効性の窒素肥料です。主に追肥として利用され、作物の成長を促進します。

  • 粒剤とは、農薬の有効成分を粒状に製剤した剤型です。粒状肥料との違い、主な施用方法、緩効性とは限らない理由、散粒器で使用する際の吐出量確認について解説します。

  • 硫酸加里(りゅうさんかり)とは、50%の加里(カリウム)を含む肥料で、速効性があり、作物に吸収されやすく、水に流されにくい特徴があります。

  • 両性花とは、1つの花に雄しべと雌しべの両方を持つ花。トマト、ナス、リンゴなど代表的な両性花一覧と、自家受粉・自家和合性・自家不和合性との違い、農業での受粉・結実の注意点を解説します。

  • 利用率(りようりつ)とは、施した肥料や資材が作物にどれだけ吸収され、有効に利用されたかを示す指標です。この数値は、農業の効率や環境負荷の軽減において重要な役割を果たします。

  • 緑黄色野菜は、野菜を栄養成分の特徴で整理するための行政上の分類です。基準の中心となるのはβ-カロテン当量で、可食部100g当たり600µg以上が目安とされています。

  • 緑肥とは、作物を栽培して土壌へすき込み、有機物供給や養分管理、土壌物理性の改善などに利用する農業技術です。イネ科・マメ科緑肥の違い、C/N比、すき込み時期、窒素飢餓、線虫対策、クリーニングクロップとの違いを解説します。

  • リレー栽培(りれーさいばい)とは、地域や時期、目的に応じて圃場を分担し、栽培工程や育苗を引き継ぎながら高品質・安定供給を実現する栽培手法です。

  • 輪作(りんさく)とは、異なる作物を一定の順序で同じ畑に繰り返し栽培する手法のことです。これにより、土壌の肥沃(ひよく)度が保たれ、病害虫の発生を抑える効果があります。

  • りん酸とは、窒素・加里と並ぶ肥料三要素の一つです。植物体内での働き、肥料表示のP・P₂O₅との違い、リン酸固定、欠乏・過剰、可給態リン酸と土壌診断、施設栽培でのリン酸蓄積と適正施肥について解説します。

  • 鱗片(りんぺん)とは、植物の芽や球根を覆って保護するうろこ状の葉のことです。冬芽や球根の外側を覆い、寒さや乾燥から内部を守ります。

  • 冷害(れいがい)とは、例年よりも気温の低い日が続き、農作物の生育に悪影響を及ぼす自然災害のことです。これにより、収量の減少や品質の低下が発生します。

  • レイズドベッド(れいずどべっど)とは、地面からかさ上げされた花壇や畑の一種で、作業効率や水はけ、通風の改善が期待できます。

  • 冷凍野菜(れいとうやさい)とは、国産野菜を短時間で加工し、-25℃の低温で急速に凍結させたもので、鮮度や栄養価を保ちながら長期保存が可能な加工食品です。

  • レタスべと病は卵菌類による感染性病害で、肥料不足の黄化ではありません。葉表だけで判断せず、下位葉の葉裏に出る灰白色菌叢と冷涼多湿条件の一致で見極めます。

  • 裂果(れっか)とは、果実が生育中や収穫前に自然に割れてしまう現象のことを指します。特にトマトやモモなどでよく見られ、急激な吸水や生理障害が原因となり、商品価値を著しく低下させます。

  • 連結ポット(れんけつぽっと)とは、育苗用のポットが連結された育苗容器の総称で、効率的に多くの苗を育てるために使用されます。セルトレイやペーパーポットなどが含まれます。

  • 連作(れんさく)とは、同じ作物を同じ圃場(ほじょう)で繰り返し栽培することです。連作は、作物や土壌に影響を与えることがあり、作物によって連作の可否が異なります。

  • 連作障害(れんさくしょうがい)とは、同じ場所に同一種や同一科の作物を繰り返し栽培することで、収量や品質が低下する現象です。

  • 連棟ハウスとは、複数のハウスを横方向に連続させた農業用施設です。単棟ハウスとの違い、土地利用や作業性の利点、谷換気、積雪による谷部への荷重、谷樋排水、耐風性など選定時の注意点を解説します。

  • ローカルフード法案(ろーかるふーどほうあん)とは、地域の農業を支援し、地域在来品種の保存と利用を促進する法律案です。この法案により、地域の食料自給の向上が期待されています。

  • ローテーション(ろーてーしょん)とは、作物や農薬などを一定の順序で使用・栽培することで、病害虫の防除や土壌の健康を維持する方法です。

  • 露地栽培(ろじさいばい)とは、温室やビニールハウスを使用せず、自然の環境条件下で作物を栽培する方法です。日照や降雨など、自然の影響を直接受けながら育てます。

  • ロゼット(ろぜっと)とは、葉が根から直接放射状に出て、茎が極端に短い植物の形態です。特に、葉が地面に近い状態で集まっています。

  • ロックウール栽培(ろっくうーるさいばい)とは、玄武岩などを繊維状に加工した無機のロックウールを培地として用い、養液を供給して作物を育てる土を使わない栽培法です。

  • 露点とは、空気を冷却したとき相対湿度が100%となり、水蒸気が凝結し始める温度です。相対湿度との違い、施設園芸での葉・被覆材の結露、加温・換気との関係を解説します。