あ行

  • アルカリ性土壌(あるかりせいどじょう)とは、pH値が7.5以上で、主に石灰質(せっかいしつ)を多く含む土壌です。この土壌では特定の作物が育ちにくく、適切な土壌改良が必要です。

  • 相対取引(あいたいとりひき)とは、売り手と買い手が直接交渉して価格や取引条件を決める取引方法です。日本の米の取引において主流の手法です。

  • ISTA(あいえすてぃーえー)とは、国際種子検査協会のことで、種子の品質と国際貿易を円滑にするための基準を策定・提供する組織です。

  • 農業委員会(のうぎょういいんかい)とは、市町村に設置され、農地法に基づき農地の保全や利用を管理する行政委員会です。優良農地の確保や耕作放棄地の解消などを行います。

  • アンモニア態窒素(あんもにあたいちっそ)とは、アンモニアの形で土壌に存在する窒素のことです。植物の成長に不可欠な栄養素で、肥料として使用されます。

  • 暗渠排水(あんきょはいすい)とは、地中に埋めた管や溝を通して余分な水を排出するシステムです。これにより土壌の水はけが良くなり、作物の健全な成長が促進されます。

  • アレロパシー(あれろぱしー)とは、ある植物が他の植物の成長や発芽を抑制する物質を分泌する現象です。この現象は、農業での雑草管理などに活用されています。

  • 荒木田土(あらきだつち)とは、水田の底土から採取される粘土質の土壌です。保水性と養分保持力が高く、特に水生植物や花卉類の栽培に適しています。

  • 雨除け栽培(あまよけさいばい)とは、ビニールやシートを使って雨から作物を守りながら栽培する方法です。これにより、病害虫の発生を抑え、収穫量を増やすことができます。

  • アブラムシ(あぶらむし)とは、植物の汁を吸って害を与える小さな昆虫で、農作物の病害虫の一種です。多くの作物に被害をもたらします。

  • 油粕(あぶらかす)とは、植物油を絞った後に残る固形物で、有機肥料として広く使われます。栄養豊富で、特に野菜や果樹の成長を助けます。

  • 亜熱帯(あねったい)とは、熱帯と温帯の中間に位置する気候帯のことです。この地域は年間を通じて温暖で、特に果樹類や熱帯植物の栽培に適しています。

  • 穴肥(あなごえ)とは、作物の根の近くに穴を掘って肥料を施す方法です。効果的に養分を供給し、作物の成長を助けます。

  • アザミウマ(あざみうま)とは、植物に被害を与える小さな害虫で、葉や花の汁を吸って植物を弱らせます。特にトマトやキュウリなどの野菜に被害を与えます。

  • 赤玉土(あかだまつち)とは、日本特有の粘土質の土壌で、主に園芸や盆栽の栽培に使われます。通気性と保水性に優れており、植物の健全な成長を助けます。

  • 青枯病(あおがれびょう)とは、細菌によって引き起こされる植物の病気で、主にトマトやジャガイモなどの茎や葉が青く枯れる症状を特徴とします。

  • アーチ仕立て(あーちしたて)とは、植物を支柱(しちゅう)やワイヤーでアーチ状に誘引する栽培方法です。これにより、空間の有効活用や収穫のしやすさ、通気性の向上が図れます。

  • イネカメムシ(いねかめむし)とは、稲を食害するカメムシの一種で、穀物類の生産に被害を与える害虫です。