台木とは
台木(だいき)とは、
接ぎ木を行う際に、
根系と接合部より下側を主に担う植物です。
台木へ接合する側を穂木と呼びます。
「台木=根だけ」という説明は正確ではありません。
接ぎ木位置より下の茎を含む植物体が台木側になります。
英語ではRootstockと呼ばれます。
台木を利用する目的
野菜では、
土壌病害に抵抗性を持つ台木、
草勢の強い台木、
低温や高温など特定の環境条件へ適応しやすい台木などが利用されます。
果樹では、
樹勢、樹高、結実開始までの性質、
土壌条件への適応性などを調整する目的でも台木が選ばれます。
台木の効果は作物と品種の組み合わせで異なります。
強い台木を使えば必ず収量が増えるわけではありません。
草勢が強すぎれば、
作物や栽培条件によっては生殖生長とのバランスを崩す場合もあります。
台木と病害抵抗性
病害抵抗性台木を利用する場合、
主に台木側の抵抗性によって根や地際部から侵入する特定病害の被害を抑えます。
穂木そのものの遺伝的な病害抵抗性が変化するわけではありません。
対象となる病害は台木品種によって異なるため、
「病気に強い台木」という表現だけでは選定できません。
抵抗性の対象病害を確認してください。
台木選定で確認すること
穂木との組み合わせ、
対象病害、
草勢、
作型、
土壌条件、
温度条件などを確認します。
接ぎ木できる植物同士でも、
組み合わせによって生育不良や接合部の異常が生じることがあります。
台木は「根が強いかどうか」だけで選ぶものではありません。
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