穀物類の関連一覧
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スマート農業(すまーとのうぎょう)とは、AIやIoT、ロボットなどの先端技術を活用して、農作業の効率化・省力化・生産性向上を図る次世代型農業の取り組みです。
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赤カビ病原菌(あかかびびょうげんきん)とは、主にフザリウム属の糸状菌によって引き起こされる病害菌で、小麦・大麦・トウモロコシなどの穀物類に感染し、かび毒(DON)を産生することで健康や収穫に被害を及ぼします。
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不稔性(ふねんせい)とは、植物が花を咲かせても正常に受粉・受精できず、種子や果実が形成されない性質を指します。遺伝的要因や環境ストレス、花粉や雌しべの異常が原因で起こります。
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発芽率(はつがりつ)とは、播種(はしゅ)したタネのうち、どれだけの割合で芽が出るかを示す指標で、発芽数を播種数で割り100をかけた数値です。栽培の成功率に直結します。
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花芽形成(かがけいせい)とは、植物が栄養を蓄えた後、花を咲かせる準備として、芽の内部に花になる組織を作り始める生理的な過程を指します。
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バーナリゼーション(ばーなりぜーしょん)とは、植物が花を咲かせるために必要な低温処理を人為的に行い、花芽形成を促す技術のことです。
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胚珠(はいしゅ)とは、種子植物の雌しべの中にある部分で、受粉・受精によって種子へと変わるもとの構造です。子房内で育ち、将来の命の源になります。
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マルチフィルム(まるちふぃるむ)とは、農作物の栽培時に地面に敷くポリエチレン製フィルムで、雑草抑制、地温調整、水分保持などを助ける農業資材です。用途に応じて黒色、白色、シルバーなど種類があり、生分解性タイプも普及しています。
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中生(なかて)とは、作物の成長や収穫の早晩性において、早生(わせ)と晩生(おくて)の中間に位置する栽培期間の品種を指します。安定した収穫時期と品質が特徴です。
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スポット取引(すぽっととりひき)とは、売り手と買い手が即時に取引を行い、その場で商品と代金を交換する取引方法です。日本のお米の流通においては、わずかな割合の取引です。
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えん麦(えんばく)とは、主に飼料や食品として利用される穀物類の一種で、健康食品としても注目されています。
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増収率(ぞうしゅうりつ)とは、標準の肥料による収量に対して、他の肥料や栽培方法による収量を比較した数値です。肥効率(ひこうりつ)とも言います。
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陸稲(りくとう / おかぼ)とは、畑で栽培されるイネのことです。通常の水田稲と異なり、乾いた土地で育てるため、乾燥に強い品種が多いです。
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晩生(おくて・ばんせい)とは、作物の成熟が通常よりも遅い品種を指します。収穫時期が遅れるため、特定の気候条件や市場のニーズに合わせた栽培が可能です。
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ウンカ(うんか)とは、水田で主に稲に被害を与える害虫で、植物の汁を吸い取る小型の昆虫です。ウンカの発生は、稲の成長に深刻な影響を及ぼします。