中耕(ちゅうこう)

中耕とは

中耕(ちゅうこう)とは、播種や定植後の作物が生育している期間に、条間や株間などの土壌表層を浅く耕す作業です。
雑草の抑制、土壌表面の固結やクラストの破砕、土寄せ前の土の移動などを目的として行われます。

鍬、ホー、中耕除草機、管理機などを使用し、除草と同時に行う場合は「中耕除草」と呼ばれます。

中耕と浅耕の違い

中耕と浅耕は同義語ではありません。
中耕は作物の生育期間中に行う作業を示す言葉で、浅耕は耕す深さが浅いことを示します。
中耕では作物の根を傷めないため、一般に深く耕しすぎないようにします。

中耕の主な目的

  • 小さな雑草の切断・埋没
  • 降雨や灌水後に硬くなった表土の破砕
  • 土寄せ・培土作業の補助
  • 条間の土壌表面を整える

中耕の効果は、土質、土壌水分、雑草の生育段階、作物の根系によって変わります。
中耕だけで排水不良や過湿を解消できるわけではありません。

中耕するときの注意点

作物が大きくなるほど根は条間側へ広がります。
深く耕しすぎると根を切断し、生育を阻害することがあります。
株元へ近づくほど浅く作業します。

土が非常に湿った状態で無理に作業すると、土を練って土壌構造を悪化させる場合があります。
石の多い圃場では使用できない中耕機もあるため、機種ごとの適用条件を確認します。

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