遮光ネット

遮光ネット
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遮光ネットとは

遮光ネットとは、強い日射をそのまま通さず、施設内や作物周辺に入る光量を調整し、葉焼け、果実焼け、急激な蒸散、作業時の暑熱負担などを抑えるために使う資材です。単なる日よけではありません。実務では、どの程度の光を減らすかどこで受熱を抑えるか換気や作業性と両立できるかまで含めて考える必要があります。遮光ネットを掛ければ自動的に温度が十分下がる、品質が必ず上がる、夏場の障害が一括で解決する、という理解は誤りです。温度低下や生育への影響は、換気量、設置位置、遮光率、ネット構造、色、外気条件に左右されるため、結果は条件次第です。

また、遮光ネットは見た目が似ていても同じではありません。現場で誤解されやすいのは、「黒なら同じ」「遮光率が同じなら同じ」「ラッセル編なら全部同じ」という判断です。実際には、構造(編み・織り)素材構成(フラットヤーン主体かどうか)交点の固定方法(糸で構造を作るのか、熱融着を使うのか)加工の有無(ハトメ、ロープ入れ、折返し補強など)で使い勝手と耐久性が変わります。遮光ネット選定で重要なのは、商品名ではなく、何を抑えたいのかどこに張るのかどこまで光を落としてよいのか固定方法と加工仕様が合っているかです。

遮光ネットの主な役割|何に効いて、何に効かないか

遮光ネットの主な役割は、真夏や高日射期の過剰受光を緩和することです。葉温や果実表面温度の上昇、日焼け、萎れ、作業時の直射負荷を抑えたい場面では有効です。育苗、葉菜類、花き、鉢物、定植直後の苗、夏秋どり果菜類の高温期管理などでは使う意味があります。

ただし、遮光ネットは次の問題を単独では解決しません。

  • 夜温の高さ:昼の受光調整資材であり、夜温そのものは下がりません。
  • 換気不足:排熱機能はないため、換気不良なら熱だまりは残ります。
  • 根域障害:培地高温、過湿、乾燥、塩類集積は別対策が必要です。
  • 病害の多発:通風悪化や湿度上昇で、逆に不利になる場合があります。
  • 徒長防止:遮光し過ぎると、むしろ徒長を助長します。
  • 冷房の代替:遮光は冷房設備の代わりにはなりません。

つまり、遮光ネットは「光を減らす資材」であって、「高温対策を全部代行する資材」ではありません。高温障害の主因が日射なのか、換気なのか、潅水なのか、施設構造なのかを切り分けずに導入すると失敗します。

遮光ネットの種類|構造・素材・固定方法で整理する

遮光ネットの種類を色だけで整理するのは不十分です。実務では、①構造②素材③交点の固定方法で分けて考えるべきです。ここを曖昧にすると、「張りやすさ」「目ずれのしにくさ」「収納性」「耐久性」の違いを見落とします。

1. 構造による分類(ラッセル編・平織・カラミ織)

ラッセル編(編物系)

      軽量で柔軟性があり、展張・収束・掛け外しがしやすい構造です。開閉運用や季節撤去がある場面では候補になります。ただし、ラッセル編だから必ず軽くて丈夫、という理解は誤りです。素材、糸構成、固定方法、加工仕様で使い勝手は変わります。

ラッセル編ラッセル編

平織(織物系)

      構造が安定しやすく、固定用途で比較しやすい基本系です。張りっぱなし運用では候補になりやすい一方、収束性や柔軟性は製品差があります。平織だから万能という判断はできません。
平織
      平織

カラミ織

      経糸を絡ませて緯糸を保持する構造で、目ずれしにくさや構造安定性を重視する場面で候補になります。ただし、遮光率、色、糸構成、設置方法が違えば結果も変わるため、名称だけで決めるべきではありません。 

カラミ織カラミ織

2. 素材による分類(フラットヤーン主体かどうか)

フラットヤーン主体の遮光ネット

現在の遮光ネットでは、ポリエチレン系のフラットヤーンを主素材とする製品が多く見られます。フラットヤーンは帯状のため、丸糸よりも面で光を遮りやすく、遮光効率を取りやすいのが特徴です。ただし、フラットヤーンを使っていること自体は優劣を決める材料ではありません。構造と加工まで見ないと判断を誤ります。

機能付加型の素材構成

遮熱剤、反射性、蒸着、光質調整などの機能を付加した製品があります。ただし、遮熱性や反射性は設置位置、風の流れ、施設構造に強く左右されるため、名称だけで性能を断定してはいけません。

3. 交点の固定方法による分類(糸構造か、熱融着か)

糸の編み・織りで構造を作るタイプ

ラッセル編、平織、カラミ織など、多くの遮光ネットはこの系統です。フラットヤーンを使っていても、分類の主軸は「編み方・織り方」です。

フラットヤーンの交点を熱融着で固定するタイプ

          フラットヤーン同士の交差部を熱で融着させ、目ずれやほつれを抑える考え方の製品があります。この系統は、編み方・織り方と同列に置くのではなく、
交点の固定方法が異なる別の整理軸として扱うのが適切です。融着だから必ず強い、という理解は誤りで、擦れ、引張荷重、固定方法によって劣化や破断は普通に起こります。 

熱融着タイプ熱融着タイプ

遮光ネットの選び方|価格や知名度ではなく判断軸で決める

遮光ネットの選び方で最初に決めるべきなのは、何を抑えたいのかです。施設内気温なのか、葉焼けなのか、果実焼けなのか、作業者の暑熱なのかで最適解は変わります。ここを曖昧にすると、遮光率だけ高い製品を選んで失敗します。

  • 判断軸1:設置場所
    外張り、内張り、作物直上、通路上、妻面付近では効き方が変わります。外張りは受熱抑制に有利な場面がありますが、風荷重と施工性の確認が必要です。内張りは施工しやすい一方、熱が施設内に入ってから遮る形になるため、期待値を上げ過ぎるべきではありません。
  • 判断軸2:遮光率
    高ければ良いわけではありません。遮光率を上げ過ぎると、光合成不足、徒長、着色不良、花芽形成への悪影響、収量低下につながります。適正値は作物、地域、作型、季節、設置位置で変わるため、一律には決められません。ここは条件次第です。
  • 判断軸3:色
    黒、白、シルバー系で傾向はありますが、色だけで決めるのは危険です。同じ白でも構造と遮光率が違えば結果は変わります。色は判断材料の一部であって、中心ではありません。
  • 判断軸4:構造
    ラッセル編、平織、カラミ織などの違いは、施工性、収束性、目ずれのしにくさ、使い勝手に影響します。遮光率が同じなら同じ、という見方は誤りです。
  • 判断軸5:素材と固定方法
    フラットヤーン主体なのか、交点を熱融着しているのか、糸構造なのかで、目ずれ、ほつれ、柔軟性、加工適性が変わります。ここを見ずに比較すると誤購入しやすくなります。
  • 判断軸6:加工仕様
    原反で使うのか、ハトメ加工、ロープ入れ、折返し補強、縫製などの加工品として使うのかで、現場での破損リスクは大きく変わります。特に長尺展張、風当たりが強い場所、開閉頻度が高い運用では加工仕様の確認が必須です。
  • 判断軸7:通風との両立
    遮光しても換気が悪ければ施設温度は下がりません。循環扇、換気扇、側窓、天窓との関係を切り離して考えてはいけません。
  • 判断軸8:耐久条件
    高温環境、薬剤、硫黄燻蒸、擦れ、固定方法で寿命は変わります。耐候年数だけ見て決めるのは危険です。使用条件を照合しない比較は無意味です。

遮光ネットが向いている場面

  • 定植直後の活着補助
    根の吸水が追いつかない時期に、急激な蒸散負荷を緩和したい場面です。
  • 夏季の葉焼け・果実焼け対策
    障害の主因が強光・過剰受光であると判断できる場面に向きます。
  • 育苗期の高温・過乾燥緩和
    ただし、徒長しやすい作物では遮光過多に注意が必要です。
  • 花き・鉢物・葉菜類の品質維持
    高温・強光で商品性が落ちやすい品目で使う意味があります。
  • 作業者保護
    収穫、選別、管理作業の直射負荷を減らしたい場面です。作物用と作業用で適正仕様が同じとは限りません。
  • 加工品としての常設・半常設運用
    ハトメ、ロープ入れ、補強縫製などを前提に、長尺物や大型施設で安定運用したい場面です。

逆に、日照不足期、曇天が多い時期、低日射地域、徒長しやすい作型、換気が極端に弱い施設では、遮光ネットは不利に働く場合があります。

遮光ネット使用時の注意点|失敗条件と逆効果条件

最も多い失敗は、高温対策と遮光対策を同一視することです。遮光ネットは入射光を減らしますが、排熱機能はありません。換気不良、循環不足、潅水不良、培地高温、施設構造の問題が主因なら、遮光ネットだけでは改善しません。

  • 遮光率の上げ過ぎ
    日焼けは減っても、徒長、花数減少、着色遅れ、糖度低下、収量低下を招きます。
  • 構造差を無視する
    同じ遮光率でも、ラッセル編、平織、カラミ織、熱融着系では施工性と耐久性が変わります。遮光率だけで比較するのは危険です。
  • フラットヤーン=全部同じと考える
    フラットヤーン主体でも、編み・織り・融着の違いで別物です。素材名だけで選ぶと失敗します。
  • 掛けっぱなしにする
    天候変化を無視すると、曇雨天や日照不足時に光不足を招きます。可変運用できないなら、過度な遮光率は避けるべきです。
  • 加工を後回しにする
    原反で間に合わせると、端部ほつれ、荷重集中、脱落、破れの原因になります。特に風当たりの強い場所では危険です。
  • 固定不良
    ばたつき、擦れ、被覆資材の損傷、早期破断につながります。製品選定より先に固定方法で失敗する例は少なくありません。
  • 素材劣化条件の見落とし
    高温、薬剤、硫黄、擦れ、火気などを無視すると寿命が大きく縮みます。ここは導入前に要確認です。

製造元・発売元及び製品名

製造・発売元 製品名 特徴
ファーマーズサポートネット 青天張(高機能遮熱ネット) 太陽光線をコントロールして、周年栽培での収量UPや秀品率UPで収入増が期待できる
ファーマーズサポートネット

日焼け防止ネット サンチル

散乱効果:野菜や果実を強い日差しから守り、日焼けを防止。 通気性素材:蒸れにくく、作物の健全な生育をサポート。 選べる遮光率:用途に応じて4種類から選択可能。
ファーマーズサポートネット

簡易巻取式カーテン ヒロシェード

自在な開閉機能:固定巻取り式で光環境や日射量に応じて簡単に開閉できる。 コストと施工性:必要部材が少なく低コストで、パイプハウスに適した施工性に優れる。 課題解決:日照不足や急な強日射などの問題に対応し、栽培環境を柔軟に調整可能。
ファーマーズサポートネット

昇温抑制遮光ネット グリーン

幅広い用途:農業用ハウスで作物を守り、保育施設では熱中症対策、畜産では動物の暑さストレス軽減に活用可能。 効果的な温度抑制:黒色遮光ネットに比べ、15℃以上の昇温抑制効果を実証。 快適環境の実現:適度な採光と温度管理により、作物・子供・家畜に最適な環境を提供。
ファーマーズサポートネット

簡易内張遮光システム ビニスライダー

簡易遮光:全体を覆わず隙間ができるタイプで、天井部などに適した遮光方法。 後付け可能:既存のビニールハウスにも設置できるので導入が容易。

小泉製麻株式会社

バロンスクリーンホワイト涼風

紫外線の拡散反射で微小害虫忌避効果あり 猛暑対策として幅広く使用出来る遮熱性 あたりが柔らかく、液溜まりしないためイチゴの玉受けとしても最適

小泉製麻株式会社

バロンスクリーン

ハウス内張りにも外張りにもご使用いただける黒色の遮光ネット 頑丈でほつれにくく、耐久性に優れ、立体的で通気性のよい「カラミ織」 お茶用被覆資材

小泉製麻株式会社

ハウス内張りカーテン BetterThanSeriesホワイトストロング

ハウス内張りカーテン 独自技術でさらなる収束性の向上を実現した”BetterThanSeries” 保温性にもすぐれる東洋紡の「クリスパーⓇ」を使用 ストロングな遮熱性

小泉製麻株式会社

内張カーテン BetterThanSeriesメタル

独自技術でさらなる収束性の向上を実現した”BetterThanSeries” 遮熱効果が高く夏場のハウスを涼しく 冬場の暖房費を節約できる高い保温性

小泉製麻株式会社

内張カーテン BetterThanSeriesホワイト

独自技術でさらなる収束性の向上を実現した”BetterThanSeries” EVOHフィルム採用で結露・ボタ落ち対策に最適 ハウス内を明るく保ちながら直遮光を軽減

小泉製麻株式会社

内張カーテン BetterThanSeriesナチュラル

独自技術でさらなる収束性の向上を実現した”BetterThanSeries” EVOH採用で高い保温性と吸湿・透湿効果を実現 ハウス内を明るく保ちながら直遮光を軽減

小泉製麻株式会社

内張りカーテン ラッセル

日長調整・暗処理にはラッセルシェード ハウスの暑さ対策にはラッセル#99 遮熱・蒸れ防止にはラッセル#50エアー、#65エアー

小泉製麻株式会社

バロンスクリーンB&S

より遮熱効果の高い『銀バロン』 てん茶など、より高品質な茶葉の栽培に 遮熱効果で2番茶や3番茶にも安心して使用可能

小山商事株式会社

遮光ネット

軽くて強い 温度上昇や水分蒸発の抑制 茶畑 野菜園 養魚 養殖等に幅広く利用が可能

株式会社誠和

LSスクリーン Tempa (テンパ)

内張りスクリーン エネルギー節減(保温)、遮光遮熱 耐久保証

株式会社誠和

LSスクリーン Solaro (ソラロ)

内張りスクリーン エネルギー節減(保温)、遮光遮熱 耐久保証

株式会社誠和

LS ハーモニー

内張りスクリーン エネルギー節減(保温)、遮光遮熱、散乱光化 耐久保証

株式会社誠和

LS ラクソス(透明系)

内張りスクリーン エネルギー節減(保温)、湿度コントロール 耐久保証

株式会社誠和

LS オブスキュラ

内張りスクリーン 日長調節、エネルギー節減(保温) 黒/白(34%ポリエステル、66%ポリオレフィン)

日新商事株式会社

明涼

温度上昇抑制 可視光線は可能な限り透過させる白色資材 耐久性 熱融着で目ずれ、ほつれが起きにくい

株式会社イノベックス

ダイオネット遮光網

耐候性 耐久性 目ずれが無く平織とラッセル編の長所を併せ持つ 形状安定がよく、常に安定した遮光率を実現軽量で収束性が良い 豊富な遮光規格

株式会社イノベックス

ダイオシート

耐候性、耐久性に優れ、比較的遮光率が高め 椎茸の遮光、葉タバコの急乾防止、酷暑でのハウス内作業用に最適 ゴルフ場の霜よけ

株式会社イノベックス

ダイオラッセル

遮光性に優れ、編物なので目ズレやカットした場合の切り口のホツレが無い 豊富な遮光規格

株式会社イノベックス

ラッセル遮光網(Kシリーズ原反)

経済的な黒のラッセル遮光ネット

株式会社イノベックス

ダイオミラー

遮熱効果に優れたアルミ蒸着テープの採用 ハウス内温度上昇を抑制 夏場の遮熱効果 UV剤入りアルミ蒸着テープで耐候性、耐久性良好(同社比)

株式会社イノベックス

ダイオクールホワイト

特許取得済みのまっしろな遮光・遮熱ネット チタンホワイト&温度上昇防止剤入りで優れた遮熱効果と高い光線透過率 丸糸(タテ糸部)の使用で外張フィルムとのベタつき少なく上げ下ろしが容易

株式会社イノベックス

ダイオラン

市松模様の遮光ネット 森の木陰のような半日影でランの栽培・観葉植物の栽培に最適

株式会社イノベックス

ダイオカルクール

白色による高い光線透過率で、明るさを保ちつつ遮熱 熱融着でどこで切ってもホツレが無い

株式会社イノベックス

ダイオWBネット

温度上昇防止剤入り(白面)が、赤外線をコントロールして理想的な濃緑色を演出 遮光・通気性に優れ葉焼け、硬葉防止に効果 耐候性 耐久性

株式会社イノベックス

農涼シート

夏期の葉物収穫などハウス作業用外部遮光 強い日差しから生産者を守る資材 長期継続展張には不向き

株式会社イノベックス

ダイオフララ(農業用)

懸垂型遮光資材 風にそよぐ事で自然の木陰のような半日影を演出 強風・積雪にもきわめて強く屋外での長期展張が可能 ホダ場専用の遮光資材として多くの実績

株式会社イノベックス

ダイオハイブレス 1500N

PVA製吸水・透湿性内張りカーテン資材 耐候性 耐久性 遮光率約15%

株式会社イノベックス

ホワイトハイブレス 4500SW

PVA製吸水・透湿性内張りカーテン資材 チタンホワイトの遮光・遮熱効果 耐候性 耐久性 遮光率約45-50%

株式会社イノベックス

ニューこはる

PVAとアルミ蒸着テープを併用した夏冬兼用の内張りカーテン資材 3タイプの遮光率

東京戸張株式会社

スカイラッセル 遮光ネット

水分を含まず、伸び縮みがない 軽くて強く、耐久性がある 対候性 豊富な遮光規格

日本ピアレス工業株式会社

ピアレス遮光ネット

優れた断熱性 必要な光は充分に採り入れながら、高い断熱効果で適温をキープ 接木活着後の馴らしに理想的な環境を実現

日本ワイドクロス株式会社

遮光ネット ワイドスクリーン

超広幅織りが可能(5m、6m、7m) カラミ織り加工は目ズレなし 豊富な遮光規格

日本ワイドクロス株式会社

遮光ネット ワイドラッセル

強力ラッセル編みで目づれ・ほつれを起こさない 軽くて作業性に優れてる 耐久性 酸やアルカリ、カビ、泥水、塩水にも強い 通気性・透水性が抜群 豊富な遮光規格 ブラック シルバー

日本ワイドクロス株式会社

ら~くらくネット

軽くて、目ずれのない熱融着遮光ネット シルバー ブラック ナチュラル

日本ワイドクロス株式会社

ら~くらくスーパーホワイト

チタンホワイト+ミクロボイド+スノーテックス素材で驚異の遮熱効果 軽くて、目ずれのない熱融着遮光ネット

日本ワイドクロス株式会社

デュポン タイベック スリムホワイト 30・45

デュポン社タイベックを利用した、遮熱効果と害虫防除に貢献する遮光材

日本ワイドクロス株式会社

デュポン タイベック スリムホワイト 60・75・90

デュポン社タイベックを利用した、遮熱効果と害虫防除に貢献する遮光材

日本ワイドクロス株式会社

デュポン タイベック サンサンカーテン TVシリーズ

デュポン社タイベックとPVAフィルムを利用した、透光性・吸湿性・保温性のある遮光材

日本ワイドクロス株式会社

サンサンカーテン SSCシリーズ

透光性・吸湿性・保温性・耐候性に優れたPVAフィルムを採用 軽くて丈夫な内張り向け製品

日本ワイドクロス株式会社

サンサンカーテン SPシリーズ

スノーテックス+PVAフィルムで快適なハウス環境を実現 遮熱・保温に優れた新しいタイプの内張カーテン

ふじもと農材企画

エコノネットかるが~る

どこから切ってもホツレない全面熱融着、UV耐候剤入りポリエチレン製 外張り、内張り、巻き取り式、スライド式など、多種多様な展張箇所と方法に対応 6タイプの遮光率

ふじもと農材企画

スパッタリングネット

ネット表面にステンレスを薄膜圧着した4層構造。夏の高温期を乗り切る遮熱性と内張・外張ともに長期使用が可能な耐久性を実現 豊富な遮光規格

ふじもと農材企画

サニーリッチ

保温効果のあるEVA入りポリエチレンとナイロンの2種織物 ナイロンの吸湿性と水分保持性に優れた網目状のスプリットヤーンが水滴のボタ落ちを抑制 3タイプの遮光率

ふじもと農材企画

エコノネットさんらん

光を拡散させる特殊フラットヤーンと熱反射性に優れたパールホワイトヤーンを織り合わせた遮光ネット パールホワイトヤーンでしっかり紫外線・熱反射し、光拡散ヤーンでやさしい光をハウス内隅々にしっかり採光 6タイプの遮光率

望月編織工業株式会社

遮光ネットレギュラータイプ

豊富な遮光規格

望月編織工業株式会社

遮光ネットSタイプ

自然により近い遮光 必要の長さ広さにどこで切っても解れない 豊富な遮光規格

望月編織工業株式会社

遮光ネットニュータイプ

黒色タイプと銀色タイプの利点を併せ持ったタイプ 特に遮光率を多くし温度を下げる場合最適 豊富な遮光規格

望月編織工業株式会社

煎茶 玉露ネット

シルバー×黄色のお茶栽培用ネット お茶の収量増加と質の向上を高めるために開発

石本マオラン株式会社

遮光ネット

平織またはカラミ織の遮光ネット 黒・シルバー 豊富な遮光率

MKVアドバンス株式会社

メガクール

太陽光線の熱線を吸収し、植物体温や地温の上昇を抑制するネット

イノチオアグリ株式会社

なつみスクリーン99.99

シェード用内張カーテン 遮熱効果・遮光率の高さ 軽く、収束性に優れる 通気性に優れる

ダイヤテックス株式会社

ふあふあホワイトプラス™

果菜類・軟弱野菜・花卉類などの作物に使用可能な遮熱資材 糸に特殊な遮熱剤を練り込み、高い反射効率を付与

ダイヤテックス株式会社

ふあふあ™シリーズ

果菜類・軟弱野菜・花卉類などの作物に使用可能な遮熱資材 糸同士の交点を熱融着しているため目ずれ・ほつれが起こりにくい

ダイヤテックス株式会社

スカイクロス™シリーズ

ハウス内専用保温・遮光カーテン 糸の持つ空気層により優れた保温効果を発揮 ワイヤー線やエスター線との摩擦に強く、裂けにくい

加工品対応|原反納品だけでなく、加工仕様の確認が必要

遮光ネットは原反納品だけでなく、オーダーメイドの加工品として供給できる企業があります。ここを軽視すると、製品は合っていても現場で破れます。加工の有無は付属サービスではなく、耐久性と施工性の一部です。

  • ハトメ加工
    固定点を明確にしやすい一方、荷重集中が起きやすいため、間隔、補強、張力設計が必要です。
  • ロープ入れ加工
    長尺展張や周囲固定で張力分散を取りやすくなります。大型施設では有効です。
  • 折返し補強・縫製
    切りっぱなし端部のほつれや裂け進行を抑えるために有効です。原反のままより安全です。
  • 別注寸法対応
    現場寸法に合わせた幅・長さ対応は作業性に直結します。無理な現場加工は失敗の原因です。

特に、風荷重がかかる場所、開閉頻度が高い運用、長尺展張、施設外張りでは、原反より加工品前提で考えた方が失敗しにくいです。

よくある失敗パターン

  • 失敗1:遮光率が高いほど良いと考える
    なぜ間違いなのかというと、日焼けを抑えても光合成まで削ってしまうからです。誤解されやすいのは、「暑いならもっと暗くすればよい」と短絡しやすい点です。本来は、障害の原因が過剰日射なのか、換気不足なのかを切り分けたうえで、必要最低限の遮光率にとどめるべきです。
  • 失敗2:遮光ネットを掛ければ温度対策が完了すると考える
    なぜ間違いなのかというと、遮光ネットには排熱機能がないからです。誤解されやすいのは、日陰になるため施設全体も十分に下がると思い込みやすい点です。本来は、換気、循環、潅水、根域温度管理と一体で設計すべきです。
  • 失敗3:色だけで選ぶ
    なぜ間違いなのかというと、色が同じでも構造や固定方法や加工仕様が異なるからです。誤解されやすいのは、「白は涼しい」「黒は万能」と単純化する点です。本来は、色ではなく設置場所・遮光率・構造・加工・運用方法で比較すべきです。
  • 失敗4:フラットヤーン主体なら全部同じだと考える
    なぜ間違いなのかというと、フラットヤーンを使っていても、ラッセル編、平織、カラミ織、熱融着系では構造原理が違うからです。誤解されやすいのは、素材名だけで性能を一括判断する点です。本来は、素材と構造を分けて確認すべきです。
  • 失敗5:加工は現場で何とかすればよいと考える
    なぜ間違いなのかというと、端部の処理不良、固定点の荷重集中、ほつれ、脱落の原因になるからです。誤解されやすいのは、ネット本体さえ良ければ持つと思い込む点です。本来は、使用場所に応じてハトメ、ロープ入れ、補強仕様まで含めて発注すべきです。

よくある質問

遮光ネットと遮熱ネットは同じですか?

同じではありません。遮光は光量を落とす考え方、遮熱は受熱を抑える考え方です。両方を兼ねる製品もありますが、名称だけでは性能を断定できません。設置位置と通風条件で結果は変わります。

ラッセル編と平織は、どちらがおすすめですか?

一律のおすすめはありません。ラッセル編は取り回しや収束性で有利な場面があり、平織は構造安定性で比較しやすい場面があります。どちらが良いかは、設置場所、開閉頻度、固定方法、必要な加工仕様で変わります。

フラットヤーンを使っていれば同じと考えてよいですか?

だめです。フラットヤーンは素材の話であり、編み方・織り方・熱融着の違いとは別です。同じフラットヤーン主体でも、構造が違えば使い勝手も耐久性も変わります。

熱融着タイプは平織やラッセル編と同列に比較してよいですか?

そのまま同列に置くのは不適切です。ラッセル編、平織、カラミ織は「構造」の分類ですが、熱融着は「交点の固定方法」の分類です。比較は必要ですが、同じ軸で並べると誤解を招きます。

原反で買えば十分ですか?

小規模で簡易使用なら成立する場合がありますが、長尺展張、風当たりが強い場所、開閉頻度が高い運用では危険です。加工仕様まで含めて考えないと、破れや脱落の原因になります。

まとめ

遮光ネットは、強光期の栽培や作業環境を助ける有力な資材ですが、選び方を間違えると収量・品質・耐久性・作業性を同時に悪化させます。判断の中心は「有名な製品か」ではありません。何の障害を抑えたいのかどこに張るのかどこまで光を落としてよいのか構造と素材と固定方法が合っているか加工仕様が現場に合っているかです。

遮光ネットを比較する際は、遮光率、色、構造、フラットヤーン主体かどうか、交点の固定方法、設置位置、運用方法、加工仕様、耐久条件を分けて確認する必要があります。高温対策を遮光ネットだけで済ませようとする判断は危険です。遮光ネットは便利ですが万能ではありません。条件整理なしの導入は避けるべきです。

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