ビニールハウスのフィルムの耐用年数・耐久性について

ここでは、お問い合わせのビニールハウスを“ハウスの天井部分や内張りカーテン用として張る透明フィルム”としてご回答致します。

各フィルムの特性は様々なので、一概には申し上げられませんが、ハウスに利用されいているフィルムが、
【農業用ビニール(農ビ)】の場合の耐久性は1-3年です。フィルムの厚み、用途、機能により異なります。
目安として内張り用のフィルムの厚みが0.05~0.075mmで約1年、外張り用のフィルムの0.1mmタイプで1~2年、
同じく外張り用の埃や汚れに強い防塵(ぼうじん)タイプ0.13~0.15mmで2~3年の耐久性が一般的と言えます。

【農業ポリオレフィン(農PO)】の場合は農ビより耐久性が高い傾向です。農ビと同じ厚みのフィルムなら+1年の耐久性が期待出来ます。
中・長期品(農PO)で0.15mmの厚さの物では5年以上展張が可能な製品が発売されています。

同じフィルムでも、紫外線による劣化や風雨等の自然現象や同時期に展張したフィルムでも展張した温室の場所が異なる場合など、展張先の状況により耐久性は異なります。
保温性を重視した農業用ビニール(農ビ)、軽さや展張作業性を重視した農業ポリオレフィン(農PO)、初期コストは嵩みますが、展張期間が抜群に長いフッ素フィルムなど複数の選択肢があります。

但し現状のハウスの仕様により展張が不可能な場合もありますので、詳しくはお近くの農業資材取扱店や各フィルムメーカーにご相談されるのが良いと考えます。