粒剤とは
粒剤(りゅうざい)とは、農薬の有効成分を粒状に製剤した農薬の剤型です。
一般に水で希釈せず、そのまま土壌、株元、育苗箱、水田などへ施用する製品が多くあります。
ただし、「粒状の資材」すべてを農薬の粒剤と呼ぶわけではありません。
粒状肥料や土壌改良材などは形状が粒状であっても、農薬登録上の「粒剤」とは別の資材です。
粒剤の効き方は製品ごとに異なる
「粒剤だから緩効性」「粒剤だから長期間効く」と判断することはできません。
農薬の効果発現や持続期間は、有効成分、製剤設計、施用場所、土壌水分、温度、対象病害虫などによって異なります。
粒状という形だけで効果の速さや持続期間を判断するのは誤りです。
粒剤の主な施用方法
粒剤には、土壌表面への散布、株元散布、作条処理、植穴処理、育苗箱処理、水田への散布など、さまざまな使用方法があります。
どの方法を使用できるかは農薬ごとの登録内容によって決まります。
同じ有効成分や同じ「粒剤」であっても、使用量や使用時期、使用方法が同じとは限りません。
散粒器を使用する場合
粒剤を散粒器で散布する場合は、使用する粒剤を実際に機器へ入れて吐出量を確認します。
粒径、形状、かさ密度、表面状態、湿りなどによって流動性が変わるため、散粒器の同じ目盛りでも製品が変われば散布量が変化する場合があります。
農薬では、登録された使用量を超えたり、登録にない施用方法へ変更したりしないよう注意してください。
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