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14日午後3時半ごろ、印南町津井から同町山口地区にかけて突風が吹き、ウスイエンドウやスターチスのビニールハウス87棟に被害が出た。県によると、ハウスと農作物の被害額は約7000万円に上るという。同町はハウス栽培が盛んで、農家らは「彼岸を前にこれからが一番のかき入れ時なのに」と肩を落とした。和歌山地方気象台は竜巻の可能性もあるとみて調べている。 突風は、印南町北西部の海岸沿いにある津井地区から南東の山口地区にかけて約3ヘクタールにわたって帯状に吹き、ハウスのパイプが曲がったり、ビニールが破れたり、農作物が倒れたりした。 15日午前、同町津井で花き類のハウスを修理していた男性(38)は「うちだけで10棟やられた。これから彼岸を迎え、1年で一番稼がなあかん時期なのに」と肩を落とした。壊れたハウスの中でオランダエンドウを収穫していた50代女性は「海岸沿いなのでたびたび風の被害はあるが、こんな強風は初めて」と作業に追われていた。 現場で被害状況を調べていたJAみなべいなみの男性職員は「ハウスのビニールが破れただけでも、中の農作物の商品価値は大きく下がる。農家にとってはかなりの痛手」と話した。 県果樹園芸課によると、施設被害はハウスの倒壊が73棟(被害額4878万円)、ビニール破損14棟(35万円)。花き類の被害は、すべてハウス栽培でスターチス1608万円、カスミソウ117万円、カーネーション24万円。農作物ではハウス栽培のウスイエンドウ329万円とオランダエンドウ34万円、露地栽培の一寸ソラマメ7万円だった。 和歌山地方気象台によると、14日は各地で大荒れの天気となり、最大瞬間風速は和歌山市で29メートル(午後0時17分)、潮岬で29・6メートル(午後4時)だった。 2月15日16時59分配信 紀伊民報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070215-00000002-agara-l30
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