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 液晶照明で野菜栽培 滋賀の農業ベンチャー 省エネ・低コスト

2008/06/23

 大型液晶テレビなどに使われるバックライト(背面の光源)の照明技術を生かした植物育成装置を滋賀県長浜市の農業ベンチャーが開発した。蛍光灯や発光ダイオードに比べ、省エネ効果が高いうえ、室内で野菜栽培が可能なことから、食料自給率向上に向けた新たな農業技術として期待が高まっている。

 開発したのは日本アドバンストアグリ。バックライトから光をあて、光合成を促進させる。特殊な反射板を背面に設置することで明るさを向上させた。

 蛍光灯や発光ダイオードによる植物栽培方法では、発熱効果が高く、消費電力も大きい。改良したバックライト用の蛍光灯を使用することで発熱効果を抑制し、空調コストが3割削減できる。バックライトの寿命は通常の蛍光灯の2・5倍に当たる約3万時間。6月から本格販売を始めており、価格は1・2メートル2本セットで2万5000円。

 同社は長浜バイオ大、滋賀県農業技術振興センターなどと共同で、栄養値の高い野菜の栽培にも取り組んでいる。

 現在、同社日野工場(滋賀県日野町)で試験栽培を行っており、収穫した野菜を滋賀県地盤のスーパーマーケット、平和堂20店舗に出荷している。価格は通常より数十円高いが、量産化で下げる考えだ。



6月23日8時0分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080623-00000050-san-ind