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【金武】琉球紅茶の産地化事業に取り組んでいる金武町では、今春から本格的な苗木の植え付け作業が始まり、約6万2000本の春植えが行われた。町有地を含む栽培面積は3ヘクタールに達しており、生産組合も発足、賛同者も13農家に増えた。関係者は3年後の本格収穫に向けて意気込んでいる。 金武町は、2007年から「琉球紅茶」の産地化に向けた調査事業を開始。遊休農地の解消を模索していた町に、「琉球紅茶」の生産販売に実績がある「沖縄ティーファクトリー」(うるま市、内田智子代表)が金武町での可能性を提案したことがきっかけで、共同事業が始まった。このほど、同事業は中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」に選ばれた。 昨年は約1700本の苗木を試験栽培。今年4月、沖縄ティーファクトリーが独自に準備した国産紅茶優良品種「べにほまれ」などを本格的に植え付けした。今後、台風・塩害対策に気遣いながら無農薬で育て、年6回の収穫が可能としている。 琉球紅茶生産組合の前田晃組合長は「紅茶生産で若い人たちが夢を持てるようになれば」と期待している。花卉(かき)園芸農家で紅茶生産に加わった仲間光徳さんは「花は景気に左右される。ゆくゆくは紅茶に変えていきたい」と話している。 調査事業では、紅茶の一大産地スリランカの農場などを視察した。町産業振興課の与儀実栄主幹は「質の良い紅茶を生産し、高く売れる仕組みをつくり、農家の所得向上につなげたい」と語る。今後町では、年間5トンの生産が確保できるよう農地を拡大し、工場建設を進めていく予定だ。 内田代表は「2000年から沖縄で紅茶作りを始めた。2年前の失敗を体験し、紅茶生産の最適地である金武町を見つけた。スリランカでも、沖縄が世界のユニークな産地の一つになるといわれた。沖縄の方が胸を晴れる商品を育てたい」と話している。 6月22日10時15分配信 琉球新報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000007-ryu-oki
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