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 <セブン&アイHD>農業に参入 野菜を生産・販売へ

2008/06/19

 セブン&アイ・ホールディングスは19日、農業に参入すると発表した。8月に千葉県内に農業生産法人を設立して野菜の栽培を始め、収穫後は傘下のイトーヨーカ堂で販売する。今後3年間で生産拠点を全国10カ所程度に拡大する方針で、一般企業の農業参入では最大規模となりそうだ。

 千葉県富里市に設立する農業法人が地元農家から約2ヘクタールの農地を借り、ヨーカ堂社員と地元農家が共同で生産する。08年度は大根、ニンジン、キャベツなど5品目を栽培し、130トンの収穫を見込む。当初は同県内のヨーカドー6店舗で販売する予定だが、今後農地を広げて生産量を増やし、県内全21店での取り扱いを目指す。また、各店舗の売れ残りなどの食品ゴミを肥料化し、農地に搬入して再利用する。

 セブンは、生産から販売まで一貫して手がけることで、消費者に商品の安全性をアピールする狙いがある。今後、収穫量が増えれば、グループのセブン-イレブン・ジャパンやデニーズなどでも食材や販売用に使用するほか、コメの生産も検討する。

 企業の農業参入は、食品メーカーのカゴメがトマトを生産、居酒屋チェーンのワタミはレタスやキャベツなど25品目以上を生産している。07年度の売上高はそれぞれ66億円、35億円に上るが、セブンの取り扱いはこれらを上回ることになりそうだ。小売業では、イオンが5月に秋田県の農業法人と委託生産契約を結んで専用の水田170ヘクタールを確保し、コメの生産に乗り出している。【小倉祥徳】

6月19日19時36分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000093-mai-bus_all