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 エコマンション:那珂川町に緑のカーテンマンション分譲 内外気温差9度にも/福岡

2008/06/08

 ◇ツル性植物、日差しブロック ゴーヤー・ヘチマもお薦め
 九州初という広いバルコニーと“緑のカーテン”を売りにした分譲マンションが那珂川町で売り出されている。これからの季節、ベランダでカーテン状に育ったツル性の植物が日差しを遮り、冷房の設定温度を下げずに済むという。手間がかからず、見た目も涼しく、収穫も期待できる“一石数鳥”のカーテンづくり。既存のマンションでも栽培は可能だ。【朴鐘珠、竹田定倫】
 緑のカーテン栽培に適したバルコニー付きの物件を発売したのは「ランディック アソシエイツ」(中央区薬院)。那珂川町五郎丸の高台に完成したエコマンション(91戸)は2LDK~4LDKで価格帯が1550万円~3300万円。近隣物件に比べると若干高い。主な購買層は、環境問題に関心が深い30代の子連れ世帯という。
 特徴的なバルコニーは最長4メートルの奥行きで、水やりに便利な水道蛇口もある。天井にはカーテンづくりに必要なネットを引っ掛けるフックを設置。同社の中島禎彦課長(33)は「緑のカーテンの内外で気温が9度違ったというデータがあり、植物の観察はお子さんの教育にも適しています」と胸を張る。入居者には栽培法のパンフレットを配布した。
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 カーテンに適した植物の代表格は朝顔。「釣瓶(つるべ)とられてもらひ水」と詠まれた日本の風物詩だ。園芸用品の「平田ナーセリー西区小戸店」(福岡市)によると、この時期に植えるならゴーヤー(ニガウリ)とヘチマがお薦めという。
 ゴーヤーはうまく育てると、ひと夏で苗1本(100円)に約20個の実をつける。ガラス戸2枚分のカーテンなら、苗4本で十分という。深型のプランター2個と土、肥料、ネット(支柱付き)など一通りそろえて6000円足らず。栽培の注意点はただ一つ、水を毎日たっぷりやること。今植えると7月下旬には収穫できる。
 沖縄料理のチャンプルー(混ぜ炒め)にするとおいしいゴーヤーはビタミンCが豊富なうえ、夏バテ気味の胃腸の消化を助ける作用もある。本土ではあまり食卓に上がらないヘチマも、沖縄ではみそ炒めが定番だ。
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 福岡都市圏15市町はこの夏、「朝顔のカーテンプロジェクト」に取り組む。前原市役所庁舎には4日、庁舎東側の壁面にプランター20個と、縦4メートル、横10メートルのネットが設置された。一足早く実施している福岡市では昨年、カーテン効果で電気とガスを節約。一般家庭13世帯の1年間分に当たる二酸化炭素の排出削減に成功した。
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 ◇本場・沖縄でも取り組み
 ゴーヤー栽培の本場・沖縄県では、那覇市が今年4月から「緑のブラインド事業」と銘打ち、市内の小学校10校でゴーヤーのカーテン作りを始めた。市内の小学校では冷房の普及率が半分以下。市はカーテンによる冷却効果だけでなく、児童自身が栽培、収穫、調理を体験することで食育にもつながると期待している。
〔福岡都市圏版〕

6月8日18時1分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000182-mailo-l40