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地球温暖化の影響で高品質を誇ってきた近江米のブランドが脅かされている。全国平均を大きく上回っていた滋賀県産の一等米比率は10年前から全国平均を割り込むようになった。滋賀県安土町大中の県農業技術振興センターは、ブランドを守ろうと高温に強い県独自品種の育成を目指して本年度にハウスを建設、研究に乗り出す。 県内のコメは近年、イネの成長期にあたる夏期を中心に高温になる年が続いていることから、粒がそろい着色米も少なく品質が良い「一等米」の比率が低下傾向にある。 県内産の一等米比率は、1991年に過去最高の94・6%(全国平均70・6%)となるなど高品質を誇ってきた。しかし、98年以降は1年を除いて全国平均を下回り、2007年には64・7%(同79・8%)に落ち込んでいる。特に熱の影響を受けやすい、わせ品種のコシヒカリとキヌヒカリで品質低下が顕著だという。 ハウスはセンター近くのほ場に建設。約320平方メートルで、外気より1、2度高くなるように設定し、通常温で育てるコメと比べられるようにする。高温に強い新品種は新潟県の「コシイブキ」、九州地方の「にこまる」など、先行している同様の品種を掛け合わせ県内の気候に合ったものをつくる。新品種誕生まで15年ほどかかる見込みという。 センター栽培研究部は6月中に新品種開発のプロジェクトチームをつくり、データ収集を始めるといい「近江米ブランドの維持、向上へおいしいコメを開発したい」と意気込んでいる。 6月7日9時19分配信 京都新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080607-00000002-kyt-l25
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