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| 農業資材・農業機械・農業協同組合・農協・農業法人・農業生産法人・農業大学・nougyou
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食品業界で進む「エコ容器」採用 環境だけでなく包装資材高騰影響 |
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食品業界で環境に配慮した「エコ容器」の採用が進んでいる。環境問題への関心の高まりとともに、プラスチックやアルミといった包装資材の価格高騰も背景にある。ただ、エコ容器の本格普及のカギを握るのは、消費者の意識次第といえそうだ。(経済部 山田桂子) エースコックは今月、微生物の分解作用によって自然に還元される生物由来資源が原料のバイオマス容器、エコカップに入った「わかめラーメン」を首都圏や北海道で売り出した。お椀(わん)だけでなくフタや粉末スープの袋も、生分解性プラスチック製を採用した。 開発したのは、アイスクリームのコーンを製造する日世(大阪府茨木市)。カップめん容器は食品保護だけでなく、食べるときに調理器具や食器など多様な機能が要るため、完成まで試行錯誤を重ねたという。日世の和田強志開発部長は「じゃがいもでんぷん製のカップをトウモロコシ原料の特殊フィルムで包むことで、強度や浸水の課題をクリアした」と話す。 ポッカコーポレーションが美容系飲料や一部のコーヒーに採用したのが、間伐材製の紙をアルミ缶の形に加工した、凸版印刷の「カートカン」。平成8年に全国で初めて採用し、現在は自社の飲料製品の約3%に使われている。 日清食品も従来はポリスチレン製だった主力商品「カップヌードル」9品の容器を、4月から順次、紙製の「ECOカップ」に切り替えている。 ■ ■ こうしたエコ容器の採用の裏には、環境意識の高まりはもちろん、原油高による包装資材の高騰に背中を押された面も大きい。アルミ缶とカートカンの価格はほぼ同じであり、「地方自治体や病院などから要望や問い合わせが増えている」(ポッカ)という。 ただ、生分解性プラスチックやバイオマス原料は生産数量が少なく、原料価格は石油系プラスチックの約1・5倍かかる。エースコックは当面、赤字覚悟で希望小売価格を従来商品と同じ170円に据え置く考えだ。 容器リサイクル法で定められた表示では、バイオマス原料も「プラ」マークをつけなければならず、日世の和田部長は「廃棄時にプラスチックゴミと誤解されたり、自治体がゴミ収集時に生ゴミとして受け付けない懸念もある」と漏らす。公園など公共の場に埋めれば、不法投棄にも問われかねない。 バイオマス製の生分解性プラスチックには課題が残る一方、使用拡大には消費者や自治体の支持が不可欠となる。エースコックマーケティング部の片岡浩之主任は「多くの人に生分解性プラスチックやバイオマス原料を知ってもらうことが第一歩」と消費者意識の高まりに期待を寄せる。 子供向けにエコカップを使った植物栽培のイベントを開催するなど、消費者向けの積極的なPRが普及の決め手となりそうだ。 6月5日11時0分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000922-san-bus_all |