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◇全国シェア拡大 県は独自に開発した県育成品種のイチゴ「やよいひめ」の県外生産を許可することを決めた。果実が大きく生産しやすいのが特徴で、県内出荷量は07年産でトップに立った。6月にも県外の自治体やJAに種苗の提供を始め、全国シェアを現在の1%未満から5%まで拡大することを目指し、知名度アップを進める。 やよいひめは96年に開発が始まり、02年から生産が始まった。平均20グラムと果実が大きくしっかりしているため、日持ちが良いなどの特徴がある。収穫が簡単で、温室内の最低温度が6度でも育ち、通常品種より2度低いため省エネにもつながるという。 県内ではこれまで、主に栃木県の品種「とちおとめ」を生産していたが、県は03~06年度に「やよいひめプロジェクト」を実施して農家を後押し。藤岡市や館林市などで徐々にシェアを広げ、07年産で出荷量・金額ともにトップに。今年産の作付面積は40ヘクタールに拡大した。 県内での生産も飽和状態になりつつあることから、満を持して県外生産に乗り出した。6月から種苗を提供し、10年12月には県外産地からの本格出荷が始まる見込み。既に埼玉県や全国展開する種苗会社から打診があるという。 07年産の全国シェアはとちおとめが3分の1を占め首位。このほか福岡県の「あまおう」や佐賀県の「さがほのか」などが上位に名を連ねる。やよいひめは現状では1%にも満たないが、県外生産で一気に知名度アップを狙う。県蚕糸園芸課は「全国で生産が拡大すれば、県内農家の振興にも結びつく」と期待を込める。【伊澤拓也】 6月2日11時1分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000015-mailo-l10
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