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◇昨年度売り上げ25億円 ◇地場産再認識、買い物客でにぎわう--紀の川 JA紀の里の農産物直売所「めっけもん広場」(紀の川市豊田)の昨年度の売り上げが約25億2980万円となり、全国に約1000カ所あるJA直売店の中で5年連続日本一となった。年間約80万人が訪れ、平日でも産直の野菜、花、米などを買い求める人たちでにぎわう。鈴木雅富店長は「『広場』は生産農家と努力して築き上げてきた一つのブランド。新鮮で安全・安心な商品の提供にこだわっていきたい」と話している。【藤顕一郎】 農産物の販路拡大と農業の活性化などを目的に、00年11月に開設された。初年度から約10億円を売り上げ、年々増加。JA総合研究所(東京)の山本雅之理事は「年間を通して商品を提供できる高い生産力と、大阪を含めた広い商圏のバランスが非常によい」とみる。 紀の川市などの約1500人の登録農家が毎朝6時ごろ商品を納入し、価格設定やバーコード式値札の張りつけ、陳列までを行う。「音声応答システム」で、どれだけ売れたかを電話回線を通じて畑にいながら把握。品切れすれば、1日に何度でも届け、新鮮さと豊富さを維持する。 また大量生産していない農家でも登録すれば商品を置けるため、多品種となっているのも強みだ。タマネギ、エンドウ、花を出している同市中三谷の岩橋輝夫さんは「少量生産だが、自分の作物が売れるというのが楽しい。やりがいになってます」と言う。売れ残りは生産者が持ち帰り、農薬や生産工程などを記した栽培日誌を提出するなど、品質保持に努めている。 旬の農作物が山盛りに並ぶ店内は、買い物客でごった返している。大阪府河内長野市の主婦、森永節子さんは「野菜が全体的に甘くて、品質が良い。安心を買いに来ています」。毎年桃を出荷する農家でもある、紀の川市桃山町の塩見とも子さんは「旬の野菜だけ買うつもりが、いろいろ買い込んでしまいました」と笑う。 鈴木店長は「地元の農産物の良さを伝える店だけれど、お客さんが買い物を楽しんでくれるのがうれしい。地場産の作物や農業の素晴らしさを再認識して、次世代の後継者が育つ拠点になっていきたい」と話している。 5月27日18時3分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080527-00000313-mailo-l30
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