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◇将来の作付け拡大期待 パン用小麦の新品種「はるきらり」の試験栽培が、十勝管内でも本格的に始まった。既存のパン用小麦より病気への抵抗力が強く、収穫量が約5%多い「はるきらり」。国産小麦は学校給食のパン製造用に需要が高い一方、病気への抵抗力が弱いため、道内の作付面積は全体の1割にも満たないのが実情。関係者は「将来は作付けの拡大が予想される」と期待している。 北海道の昨年の小麦の作付面積は約11万7000ヘクタールと国内の約5割を占めるが、パン用小麦は穂発病や赤カビ病の発生に弱く農家が敬遠しているため約8000ヘクタールしかない。このため、道立北見農業試験場は94年、病気への抵抗力に優れた国産小麦や、パン製造に定評のあるカナダ小麦などを交配し「はるきらり」を開発した。 06年に道の優良品種に認定され、07年から試験栽培が始まった。ホクレンによると、今年は12市町村で栽培。市場への出荷は未定だが、各農家は商業栽培に組み入れるか検討中だ。4月から50アールの畑で栽培を始めた十勝管内音更町の農業、津島朗さん(47)は「まずは自分の畑でどれだけ生産できるか確認したい。ニーズが高ければ、積極的に輪作に組み入れていきたい」。道農産振興課は「豪州の干ばつなどの影響で小麦の輸入価格が高騰していることもあり、国産に対する期待は高い」と話している。【田中裕之】 4月28日13時1分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000085-mailo-hok
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