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 「トマト黄化葉巻病」拡大 収穫に打撃も

2008/03/30

 昨年1月に県内で初確認された、トマトやミニトマトの黄化や落果、生育の阻害などを引き起こす「トマト黄化葉巻病」が拡大している。農家の収穫に打撃を与えるため、拡大が続けば経済的な影響が懸念される。県病害虫防除センターは感染株の抜き取りや適正な処分などの対応を呼び掛けている。感染したトマトを食べても人体への影響はない。
 昨年1月に県内で発生を確認した当初は5市町村だったが、約1年後の2008年3月20日現在は19市町村で感染を確認。沖縄本島だけでなく、伊江島でも新たに発生を確認した。
 トマト黄化葉巻病はタバココナジラミ(体長約0・8ミリ)が葉や苗の汁を吸うことで媒介するウイルス病。感染した株は葉が黄色くなったり、巻く・縮まるなどの症状が現れる。
 防除センターは(1)防虫ネット設置などによるタバココナジラミの防除(2)感染を確認した株の抜き取り(3)抜き取った株をビニールに入れて密閉し、タバココナジラミとの接触を防ぐ―などを対策に挙げている。
 県病害虫防除センターなどはこれまで、農家に対しタバココナジラミの防除ネット設置や感染苗の処理方法などの講習を実施。併せて市町村の広報誌などでも注意を呼び掛けてきた。
 しかし、トマト類は家庭菜園で栽培されることも多く、どこで栽培されているかをすべて把握することは困難。そのため、指導や注意喚起が行き届かないという課題がある。感染が疑われる苗を確認した場合は放置せずに、適正な処分をするよう呼び掛けている。
 問い合わせは県病害虫防除センター098(886)3880。  

3月30日10時30分配信 琉球新報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000013-ryu-oki