トップページへ 農業関連記事 農業資材取扱店 更新内容 情報掲載 お問合せ
 
農業関連記事
←前の記事 記事一覧 次の記事→

 金属盗:茶畑送電用銅線、盗むな 志布志の農家、防止へ看板を設置/鹿児島

2008/03/01

 茶畑の防霜ファンに送電する銅線が盗まれる被害が相次いでいる問題で29日、県内有数の茶産地・志布志市の農家らが盗難防止の立て看板を設置した。管轄する志布志署も夜間パトロールを強化している。
 同市によると、市内の被害報告は15件。計約10ヘクタールの茶園で総延長4900メートルの銅線が盗まれ、被害額は銅線購入費や工事費を含めると約400万円に上るという。
 同市は270戸が計1115ヘクタールで栽培。ファンは、新芽が出る前の3月初めから回して霜害を防ぐ。「このままでは新茶が摘めなくなる」と危機感を募らせた農家らが看板設置に踏み切った。
 この日は関係者約60人が、全農家の8割が集中する同市有明町の茶畑で“出陣式”。全員で「銅線泥棒は許さない」とシュプレヒコールを上げた。
 看板は高さ約2メートルで縦60センチ横40センチ。「告! 銅線泥棒 有明茶は環境に優しく 盗人に厳しい! 不審者は110番へ」と書かれ、70本が幹線道路や茶園脇に設置された。樽野真一さん(56)=同市有明町=は「約1ヘクタールの畑で計800メートルが切断されていた。被害が広がらないよう一般の人も目を光らせてほしい」と効果に期待を寄せていた。
 また志布志署は不審車の目撃情報を基に捜査中で、夜間パトロールの回数も増やした。
 県によると、銅線盗被害は鹿児島や宮崎、熊本、福岡県で発生。県内では、これまでに霧島や志布志、曽於など8市町の計38・4ヘクタールの茶園が被害に遭っている。【新開良一】

3月1日18時1分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080301-00000319-mailo-l46