県病害虫防除所(松阪市)は28日、ジャガイモに重大な被害を及ぼす害虫として知られるジャガイモシストセンチュウが、県内で初めて発見された、と発表した。このセンチュウの発生は北海道、長崎、青森県に次いで4番目。 センチュウは、以前にジャガイモを作っていた四日市市の農家から昨年12月、県科学技術振興センター農業研究部に届けられた土壌から見つかった。 数百個の卵が入った、シストと呼ばれる直径約0・6ミリの球形の塊がジャガイモの根などに付着、ふ化した幼虫が根に侵入する。このためイモの肥大が抑制されたり、場合によっては枯れるという。 ジャガイモ以外にトマトやナスにも寄生するため、防除所は、ナスなどでも寄生が疑われる場合は直ちに県の研究機関に連絡すること、種イモは全国各地の植物防疫所の検査に合格したものを使うことを呼び掛けている。【田中功一】
3月1日11時1分配信 毎日新聞
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