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◇収穫時期ずらしリスク分散 県は来年度から、温暖化対策や新潟米のブランド力強化に向け、新たなコメの品種開発に着手することを決めた。食味のいい晩生(おくて)品種を開発し、生産量増大や冷害時などのリスク分散を図る。従来のコシヒカリを超える食味を目指しており、通称「超コシヒカリ」。コメ生産の局面打開が期待されている。【渡辺暢】 コシヒカリなどの中生(なかて)に比べ、晩生は1週間~10日ほど遅い時期に穂をつける。早生(わせ)や中生と収穫時期をずらせるため、特に大規模農家で、収穫に適切な時期に手が回りきらないといった事態を避けることが可能だ。 だが、県内で晩生はほとんど生産されていない。「いい品種がない」(県農産園芸課)ほか、コシヒカリの評価があまりにも高いため、農家の大部分が他品種の栽培を好まないのが現状だ。 07年度のコシヒカリの作付け率は79%あり、気候変動による被害が大きくなるリスクがつきまとう。同課の担当者は「コシヒカリを超える食味の晩生品種があれば作付け率も変わり、よりリスクが分散できるはずだ」と話す。 ただ、同様にリスク分散目的で開発された早生「こしいぶき」は、流通まで時間がかかった。沖縄県・石垣島で、南国の気候を利用しながら栽培することで生産サイクルを早めたが、93年の開発着手から初出荷までに8年。晩生についても同課は、10年ほどのスパンで計画を練っている。 「超コシヒカリ」の開発は「『新潟米』ブランド力強化対策事業」の一環として、「『新潟米』ブランドの強化に関する検討会」での議論も参考にしていく方針だ。岡村均県農産園芸課長は「地球温暖化も深刻化しており、開発を本格化させる必要があるのは間違いない」と話した。 2月17日12時2分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000120-mailo-l15
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