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東北電力は、イチゴ栽培に電気冷却を取り入れて収穫量を増やす実証試験を進めるなど、農業分野への電化システムの普及に力を入れている。原油高で農家からの問い合わせも相次ぎ、同社研究開発センターは「生産物の付加価値アップや生産コストの削減に農業電化は有効だ」とPRしている。 センターは2004年度から、宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)で、夏秋採りイチゴのハウス栽培に電化システムを導入する実証試験に取り組んでいる。 養液栽培棚にパイプを通し、電気クーラーで冷やした水を循環させて培地を冷やす。電気送風機で培地に空気を送り込む手法も試し、25―40%の収量増が見込めることが分かった。イチゴは暑さに弱く、夏秋は国内生産が落ち込む。夏場に流通するイチゴの9割は米国産などの輸入品で、1年を通して国内産の安定供給を望む洋菓子業界などの期待に応えられていない。 電化システムは夏秋採りの収穫アップに道を開き、センターは「時季外れでも栽培に適した培地にすることができる。高糖度のトマトや高品質のバラの栽培にも応用できる可能性はある」と話している。 実験の成果は、5日に仙台市であった「東北アグリビジネス創出産学官連携フェア2007」で紹介された。ほかにも、本宮市のキノコ栽培農家が栽培園の冷房システムを深夜電力に切り替え、電気料金を6割削減した例が発表された。 12月8日6時12分配信 河北新報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000007-khk-l04
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