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 県産品を海外へ 販路拡大に本格始動(和歌山)

2007/09/27

 世界的な日本食ブームやアジア諸国の所得水準向上の好機をとらえようと、県は海外市場での県内農水産物や加工食品の販路拡大に本格的に取り組む。ミカンや柿、梅といった生産量が多い果樹の輸出から伸ばしたい考えで、10月上旬に輸出促進の協議会を発足させ、年内にも香港や台湾で県産フェアを開催する予定。開会中の9月定例県議会に500万円の予算を計上している。
 県は、県内で農水産物を生産・加工している業者や個人に輸出する機会を提供しようと、販路拡大の方法について検討する「県農水産物・加工食品輸出協議会(仮称)」を発足させる。
 協議会は、県農業協同組合連合会や県漁業協同組合連合会、県食品産業協議会などの団体で構成し、品目ごとにどうやって海外に売り出していくかを検討する。
 また、海外諸国の仕入れ元や販売元を招いての商談会や、市場情報や輸出先進事例などのセミナーなどを開催する。年内には、農林水産省の事業を活用して、香港や台湾でミカンや柿などを紹介する県産フェアも開く計画を進めている。
 県によると、海外輸出は、和歌山が全国的に誇る果樹から手掛けていく方針。06年度の県内産ミカン(15万3200トン)、柿(4万9900トン)、梅(6万7100トン)はいずれも全国一、桃(1万1000トン)は4位の生産量だった。
 輸出はすでに、ミカンが香港と台湾に15トン、カナダに110トン、柿は香港に32トン、桃は台湾に42トンをそれぞれ輸出しており、販路を拡大できればもっと量を増やせると見込んでいる。
 県食品流通課は「人口減少などで国内市場の販路は伸び悩んでいる。関西国際空港に隣接している地理的条件を生かしていきたい」と話している。

9月27日17時0分配信 紀伊民報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000002-agara-l30