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 「コシヒカリ上回る食味」 新ブランド米に山形97号

2007/03/14

 山形県は新たなブランド米の候補を新品種「山形97号」に絞り込み、2007年度から栽培技術の確立と販売戦略の検討を進める。山形97号は県の検定試験で、「食味がコシヒカリを上回る」と高い評価を得た。県は10年度の一般作付け開始を目指す。

 山形97号は、県農業生産技術試験場庄内支場(鶴岡市)が1998年、「山形70号」と「東北164号」を交配して育成。06年産米から奨励品種決定調査に入った。

 県農林水産部の食味検定試験で、同支場で栽培された山形97号の炊飯米は味と外観、粘り、光沢などで、同じ条件で育ったコシヒカリを上回り、総合評価は「コシヒカリ並みかやや勝る良食味」と判断された。特に外観は光沢があり、白さが際立っている。

 稲の長さは73センチ前後とコシヒカリより15センチほど、はえぬきより2、3センチ短い。倒伏に強く、栽培しやすいと期待される。収穫時期は9月中下旬で、はえぬきとコシヒカリの中間期に位置する。単位面積当たりの収量はコシヒカリをやや上回った。

 07年度は県内30カ所の水田で実証試験を行い、耐冷性や耐病性、栽培適地などを調べるとともに、農家に普及するための栽培マニュアル作りを進める。販売戦略では、流通関係者らを交えた協議会を4月にも立ち上げ、ネーミングを含めた戦略を検討する。

 県生産技術課は「山形97号の食味や品質には自信を持っている。農家の栽培への理解を得られるよう努力するとともに、全国に通用するインパクトの強い販売戦略を検討していきたい」としている。

3月14日7時2分配信 河北新報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000009-khk-l06