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| 農業資材・農業機械・農業協同組合・農協・農業法人・農業生産法人・農業大学・nougyou
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宮城・美里の産直所「花野果市場」 消費と生産好循環 |
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宮城県美里町練牛の農産物直売所「花野果(はなやか)市場」は2006年、過去最高となる約3億5000万円を売り上げた。安くて新鮮な野菜が売り物で、町外からのリピーター客が多いのが特徴。生産者もおいしくて売れる野菜を作ろうと意欲的だ。地域や生産者を元気づける施設として注目を集めている。 公設民営の市場は2001年3月、国道346号沿いに売り場面積約210平方メートルでオープン。生産者らでつくる有限会社が指定管理者として運営する。町内を中心に180の個人、団体が農産品や農産加工品を出品している。 運営会社は設立当初、5年後の売り上げを7200万円と設定したが、1年目に1600万円となり、06年には約3億5000万円を売り上げた。ある役場職員は「昨年は一日に約100万円を売った計算。観光資源に乏しい町への貢献度は高い」と喜ぶ。 市場開設の効果は野菜の販売だけにとどまらない。これまで小規模に農家を営んできた高齢者や、企業を退職して新たに農業に取り組む人が「売れる野菜づくり」に真剣に取り組むようになったことが大きい。 美里町練牛の農業木村忠夫さん(78)、杣(そま)子さん(74)夫妻はもともとコメ作り農家。市場に出品するようになって野菜作りの規模を拡大。今では毎月、減農薬栽培の大根、カボチャ、インゲンなど30種類以上の野菜を出品している。 昨年は200万円以上を売り上げるなど生産者活動は本格的。杣子さんは「『おいしかった』と言われると(野菜を)作る意欲がわいてくる。出品者仲間との交流が一番楽しい」と笑顔で答えた。 石巻市の大嶋辰男さん(62)は定年後から初めて農業に取り組む。実家が美里町だったことなどから2年ほど前から出品。「石巻や塩釜など町外の利用者も多い。売れるとよりいいものを作ろうという意欲がわいてくる」と話す。 利用者からも好評だ。初めて利用した石巻市の主婦(70)は「生産者の分かる野菜は安心して購入できる。また訪れたい」と話した。 県食産業・商業振興課は「県内の産直所で花野果市場の売り上げはトップクラス。生産者の意識も高く、『いいものだから売れる』『売れるからいいものを作る』という好循環ができている」と分析する。 町産業振興課は「来年秋には大型観光宣伝『仙台・宮城デスティネーションキャンペーン』がある。市場の利用者を町全体に誘導するような施策は今後の検討課題」と話している。 |