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中国で“群馬ブランド”続々登場 商標防衛、群馬県が本腰 |
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中国で、日本の地名などが勝手に登録出願される「抜け駆け出願」が相次いでいることを受け、県は来年1月に企業などを対象にしたセミナーを初開催し、問題の周知に乗り出す。これまでに「群馬」「赤城山」などの地名が中国で登録されている。実害報告はないが、将来的に群馬の地元ブランド品輸出や観光誘致への悪影響が懸念されることから、県は市町村と連携し、対応策を練る方針だ。(中村昌史) 中国では、広く知られた地理的名称は商標にできないことになっている。ところが、日本の都道府県名が商標出願されるケースが続出し、名産のリンゴ輸出への打撃を懸念した青森県が、中国商標局に異議申し立てするなどの事態も起き、特許庁は今年、自治体向けの手引書を作成。登録状況の精査や、商標を先取り出願するなどの対策強化を呼びかけた。 これを受け、群馬県でも実態把握に乗り出したところ、ロゴを組み合わせた「群馬」や「赤城山」など、県関係の商標登録を複数確認した。 実害報告はなかったが、中国でいったん地名登録が認められれば、県や企業が「群馬」のロゴを使って観光キャンペーンを張るのに支障が出る恐れがある。 群馬では、中国をはじめとするアジア地域をターゲットに、観光客の「迎え入れ」戦略を推進中。また、中国では日本食材への関心が高まり、群馬産農産物の輸出が拡大するとの予測もあるだけに、県工業振興課は「将来の観光誘致や地元ブランド輸出に影響する可能性がある」と指摘する。 全国に先駆け、この問題に取り組む青森県は、関連商標を取得することで先手を打とうと模索。商標出願する関係団体に費用支援や情報提供を行い、地元ブランドの“防衛”に努めている。 群馬県では現時点でそうした動きはないが、今後、企業セミナーや市町村との連絡態勢を強化して、横断的な監視・防衛態勢の確立を目指す方針という。 12月3日8時1分配信 産経新聞 |