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 コメ・麦中心に10年で食料自給率50%、農相が工程表

2008/12/02

 石破農相は2日、閣議後の記者会見で、食料自給率(カロリーベース)を、2007年度の40%からおよそ10年後に50%に引き上げるための工程表を発表した。

 工程表は、麻生首相が所信表明演説で打ち出した自給率50%を達成するための具体策を示したものだ。

 農水省は、カロリーが高いコメや、輸入量が多い麦、大豆を対策の中心に据えた。

 まず、パンやめん類の原料として需要が拡大している米粉について、加工に適した品種改良や米粉食品の消費拡大で、07年度の1万トンを10年後に50万トンに増やす。

 約9割を輸入する小麦と、約8割を輸入する食用大豆についても、生産技術の改善で外国産に匹敵する品質を確保して、コメからの転作を進めるために水田の水はけを良くするなどの改善を施し、それぞれ生産量をほぼ倍増させる計画だ。

 これによって、自給率を07年度より6・3ポイント向上させる。このほか、野菜や乳製品の生産拡大で3・7ポイント改善させ、合計で10ポイントを積み上げる計算だ。

 だが、工程表には、生産振興のための補助金や品種改良、農地の整備などに必要な費用が示されていない。また、農水省は、増産に必要な技術の実用化のめどや、高齢化した農家が生産増に対応できるかなど、具体的な検討には着手していない。  

12月2日22時47分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000067-yom-bus_all