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 トゲなし手間なしの新なすび/愛知

2008/11/28

 【愛知県】県農業総合試験場(長久手町)は、受粉作業が必要なく、トゲもないナスの新品種を開発した。作業の省力化で、農家のコスト削減につながることが期待される。

 同試験場によると、県内で生産されているナスは、10月から翌年6月にかけて収穫するハウス栽培の「冬春ナス」が主力。露地栽培の夏秋型に比べて、人工授粉が必要で労力が多くかかる。

 新たに開発した品種「試交05-3」は、受粉しなくても実が大きくなる「単為結果性」があり、へたや葉、茎のいずれにもトゲはない。果肉が詰まっていて実が太く、日焼けによって表面がへこむなどの障害もほとんど起きないという。受粉が要らないので労働時間を15%減らせ、農家の生産コスト削減につながる。

 2003年に同試験場が日本で初めて開発したトゲのない品種「とげなし紺美」と、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が育成した単為結果性のある育種を交配させた。開発までに7年かかり、費用は390万円。10日付で品種登録を申請した。

 冬春ナスは現在、豊橋市や岡崎市、一宮市などの約97ヘクタールで栽培されている。新品種は5年後までに3分の1の30ヘクタールでの普及を目指す。 

11月28日11時46分配信 中日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000016-cnc-l23