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 イチゴ:県農業研究所、新品種「かおり野」開発 炭疽病に強く収穫時期も早い/三重

2008/11/27

 イチゴの最重要病害「炭疽(たんそ)病」に対する抵抗力が強く、収穫時期も早いイチゴの新品種「かおり野」を、県農業研究所(松阪市嬉野川北町)が開発した。既に中南勢地区のスーパーなどで試験販売されており、栽培を希望する県内外の生産者・団体に対し、県は26日から、新品種の苗の利用許諾申請の受け付けを始めた。
 イチゴは松阪、伊勢両市など中南勢地区を中心に約460戸の農家が約50ヘクタールで栽培している。静岡産の品種「章姫(あきひめ)」が85%を占めるが、章姫は炭疽病に弱く収穫間近に壊滅的な打撃を受けることがあるという。このため研究所が90年から新品種の開発に取り組んでいた。
 かおり野は、章姫と同様に酸味が少ないさわやかな味で、果実も大きく、上品な香りが特徴。その上、炭疽病に強いという特徴がある。収穫時期も11月下旬からの章姫に比べ、11月中旬と早いためクリスマス商戦に向けていち早く出荷できる。
 県は今年2月に品種登録出願を行い、今春から40戸の農家と1・2ヘクタールで試験栽培を行っていたが、商品化のめどがついたという。県内産イチゴは現在大半が県内で消費されているが、今後は栽培農家を増やし、名古屋圏や関東、関西方面への出荷を目指す。野呂昭彦知事は「全国的にも注目されると思う。地域再生の柱になると期待している」と話した。【田中功一】

11月27日13時1分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000060-mailo-l24

三重県が育成したいちごの新品種「かおり野」デビューの正式発表について(三重県HP)