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 余剰野菜を学校給食に 地元農業者が「供給会」設立 12月から栃木市の3校で実施

2008/11/27

 地元で収穫した余剰農産物を学校給食に使ってもらおうと、農業者団体「寺尾学校給食農産物供給会」(大沢茂雄会長、会員21人)が設立され、12月から栃木市内の小中学校3校に提供することになった。

 同市寺尾地区では、寺尾中央、寺尾南の小学校2校、寺尾中学校の計3校の給食275食を共同調理場で作っている。だが農産物を提供する青果店が廃業したため、農産物の仕入れに困っていた。

 一方、地元農家は自家用分として農産物を作っているが、多くできすぎて、食べないまま捨ててしまうことが多かった。「これは大変もったいないこと」と大沢会長は余剰農産物の利用方法を検討したところ、地元の学校給食に提供しようということになり、10月末に同供給会を設立した。

 地元農家が作っている作物はすべて無農薬で、お年寄りが自ら手で虫を取るなどていねいに育てたものばかり。より安全安心な食材が求められる学校給食には適している。12月からは、ニンジン、ジャガイモ、大根、宮ネギなど9品目が提供されるが、供給会は、3校の約56%を賄う予定だ。

 市教委学校教育課の見目(けんもく)啓子主幹は「安全安心な上、価格も安く提供され大変ありがたい」と大歓迎。大沢会長は、「食べきれずに残れば廃棄処分になった。それが子供たちの食材になれば私たちの生きがいにもなる。朝採りの安全安心な食材を安定供給していきたい」と話している。  

11月27日8時3分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000037-san-l09