|
春日井市は、後継者難に悩む農業の新しい担い手を育成する「学習農園」の受講生を募集している。趣味の域を超えて、専門的な農業の知識と栽培技術を身につけ、将来はプロとして農業振興に貢献してもらう人を養成する。 春日井市内では農家の高齢化が深刻になっている。05年の国勢調査では、農家の世帯主の約75%が60歳以上で、80歳以上が7・9%もいた。後継者不足で廃業する農家も目立ち、90年の3088軒が05年には1884軒と減り続けているという。 「学習農園」は、同市大泉寺町の遊休農地約5000平方メートルを市が借り上げて、農園として整備中。来年1月に開講する。月1回、専門家を招いて受講生が農業知識の講座を受ける一方、農園では受講生が1人当たり約50平方メートルの畑で夏秋野菜を栽培する。農協や農家の人が実技指導するという。 受講生の募集は今月25日に締め切り、25人を選考する。未経験者も歓迎だが、家庭菜園を楽しむ程度でなく、いずれ農業で生計を立てるか、ボランティアとして活動する希望がある人を対象に1年間研修してもらう。 坂井勝己・市農政課長補佐は「定年退職した会社員で、土に親しむ第二の人生を希望する人も歓迎です。順調に人材が育てば農地のレンタルができる仕組みづくりも検討していきたい」と話している。【花井武人】 11月15日11時1分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081115-00000022-mailo-l23
|