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 遊休農地の貸し手に奨励金 永年作物栽培に限り(和歌山)

2007/02/28

 古座川町は、2007年度から、遊休農地でユズやシキミ、センリョウなどの永年作物を栽培する場合、貸し手に奨励金を交付する。永年作物は稲や野菜などの一般作物と比べ、貸しづらい状況があるためだ。
 1991年に、遊休農地を活用させることで町の活性化につなげようと導入した「町農地流動化奨励金交付事業」。遊休農地を借りて農作物を栽培すると、借り手が毎年、1アール当たり1000円の奨励金を受けていた。
 永年作物は地面に根が張ってしまうため「貸し手が返却してほしいと思っても、すぐに返してもらいづらい」「借り手が栽培できなくなったとき、そのまま返却されたら、元に戻すまで手間や時間がかかる」などを理由に、貸し手側が渋る傾向があったため、町農業委員会が対策を議論してきた。06年度は奨励金を交付した19・5ヘクタールのうち永年作物は約5ヘクタールだった。
 07年度からは、新たな貸し借りがあれば、貸し手が1アール当たり3000円の交付を1度だけ受けることができる。永年作物は一般作物に比べ、収益が多い傾向があるため、借り手への奨励金はなくなる。
 稲、野菜などの一般作物は従来通り、毎年借り手に1アール当たり1000円が交付される。
 永年作物のユズ、シキミ、センリョウは町の推進作物でもあるため、担当者は「遊休農地を解消するとともに、推進作物の普及につながれば」と話している。
 交付申請の締め切りは5月末。
 問い合わせは町産業振興課(0735・72・0180)へ。  

2月28日17時1分配信 紀伊民報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000007-agara-l30