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 廃ガラス:リサイクル材、乾燥地の野菜栽培の節水に有効 鳥取大など共同開発/鳥取

2008/10/28

 鳥取大乾燥地研究センターなどは27日、廃ガラスをリサイクルした土壌改良材が、砂地の乾燥地域で野菜栽培をする際の節水に役立つことが実証されたと発表した。センターは「水資源が危機的な状態の乾燥地域で役立つ」と期待を込める。来月にはアフリカのモーリタニアに研究員を派遣し、乾燥地で改良材を使用してトマト栽培の実証実験を行う。【宇多川はるか】
 センターの井上光弘教授(緑化保全部門土地保全分野)によると、従来からあるビニールで土を覆う節水栽培は、ビニールの回収処理が困難といった難点があった。また、これまでの保水材を何度も使うと、土壌がゼリー状になってしまう弊害があった。井上教授らは、ガラス瓶のリサイクル事業に取り組む鳥取再資源化研究所(北栄町)が開発した土壌改良材「ポーラスアルファ」に着目した。
 今年5月、センター内のビニールハウスの砂地に不断草の種をまいたところ、約1カ月後、何もしていない砂地と比べ、粉末状のポーラスアルファを敷き詰めた砂地では不断草の成長に大きな差がでたという。ポーラスアルファは水を吸うと固形になる特性があり、水の浸透を抑制する。土全体の保水性を高める効果があるという。
 ポーラスアルファは、鳥取再資源化研究所が園芸や防犯砂利として販売している発泡ガラスを改良して開発。実証実験後、商品化も計画している。

10月28日16時0分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000225-mailo-l31