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 県農水研:新テーマ3件発表 かんきつ農家の年収増へ 温暖化関連も/愛媛

2008/10/24

 県は23日、県農林水産研究所が今年度から取り組む、新しい試験研究テーマ3件を発表した。
 新テーマのうち「カンキツ新品種の新技術現地実証と高価格販売モデルの策定」(08~12年度)は、みかん価格低迷などで新品種へ転換を図るかんきつ農家の高品質安定生産を支えるため、新しい自動かん水施肥装置の実証試験▽栽培技術改善▽「紅まどんな」など新品種を高価格で販売する手法――を研究する。経営規模3ヘクタールのかんきつ農家の年収を、現在の平均525万円から750万円以上に引き上げるのが目標。初年度予算270万円。
 「土壌由来温室効果ガス発生抑制のための土壌タイプ別土壌管理指標の策定」(08~12年度)は、農地の炭酸ガス吸収能力に着目。県内72カ所の農地で、炭酸ガス貯留量が施肥などによってどう変化するか調べる。初年度予算250万円。
 また「沿岸環境モニタリングによる地球温暖化影響評価手法開発」(08~10年度)は、宇和海の水温が過去27年間で0・7度上昇したことに注目。宇和島市の岩松湾に自動観測ブイを設けるなどして、アコヤ貝の餌となるけい藻類の減少や赤潮増加などと、水温上昇の関係を調べる。また赤潮による養殖被害を少なくするため、赤潮発生情報などをホームページで漁業者に知らせる。初年度予算850万円。【古谷秀綱】

10月24日16時1分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000216-mailo-l38