|
京都府宇治田原町奥山田で茶の有機栽培に取り組んでいる茶製造農家の播磨余士行さん(59)の茶がこのほど、アメリカの有機栽培認証を受けた。認証は米国最大の認証機関である0CIA(有機農作物改良協会)を通じて取得した。播磨さんは「いい茶を作りたいという思いから、長年有機栽培に取り組んできた。本物の茶の味を世界の人に知ってほしい」と期待している。 茶の有機栽培は極めて難しいという。OCIAの日本法人であるOCIAジャパンによると、アメリカの有機認証を受けた茶農家は国内で6件目、府内では2件目としている。 播磨さんは、農薬が原因で体調を崩した1970年ごろから「もっと体にいいものを作りたい」と、茶の有機栽培を始めた。当初は収穫量が激減したが、ごまの搾りかすや菜種の油かすなどの肥料を使うなどの工夫を重ねてきた。農薬を使わないため、葉ダニによる虫害や除草の手間などは大変だが、「自然の恵みを生かしたいから」と有機栽培にこだわってきた。 同町奥山田の約30の茶畑のほか、製造や保管、流通まですべての行程の審査を経て、認証を受けた。初年度は約1トンの有機茶を輸出する予定だ。播磨さんは「健康志向の高まりで、アメリカでも茶は人気がある。日本が誇る本物の茶の味を知ってほしい」と話している。 2月26日20時47分配信 京都新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000044-kyt-l26
|