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食品募り施設に提供 十分安全でも商品価値なし 日田商議所青年部 フードバンク設立へ/大分 |
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品質に問題がないのに、商品価値がないために廃棄される食品を集め、必要としている団体や施設に届ける「フードバンク」の設立準備を、日田商工会議所青年部が進めている。19日には、家庭で持て余している食品を持ち寄る初のイベント「フードドライブ」を日田市三本松の日田商工会館駐車場で開く。 ■PR兼ね19日に初イベント 国立環境研究所によると、企業が容器の破損や在庫過剰のため市場に出せなかったり、家庭で買いすぎ、贈答品が好みに合わないなどして捨てられたりする食品廃棄物は、国内で年間約2000トンに上るという。肥料などにリサイクルされるのはわずか4分の1で、残りはごみとなっている。 「フードバンク」は、商品価値はなくても、十分安全に食べられる食品を集めて、障害者施設の入居者や低所得者など、必要としている人に無償で配るシステム。米国で約40年前に始まり、日本では2000年から「セカンドハーベストジャパン」(東京)が活動を始め、その輪は徐々に広がりつつあるという。 テレビで活動を知って共感した青年部有志は、8月上旬から「フードバンク日田」の設立に向け、準備を進めてきた。大蔵哲哉代表(44)は「大都市以外での設立は前例がない。住民の距離が近いからこそできる、本当に困っている人に食品を届けられる仕組みを考え、日田から全国に発信していきたい」と意気込む。 活動の趣旨を理解し、協力を名乗り出る団体も増え始めた。若手農家でつくる「JA大分ひた青年農業研究会」は、小さな傷や形不良で出荷できない野菜や果物を、週に一度持ち寄っている。財津貴昭会長(30)は「食べ物を作る側からしてもうれしい取り組み。無理せず続けていきたい」と話す。 フードドライブは午前10時‐午後3時。レトルト・インスタント食品、そばなどの乾物、調味料、缶詰、米、もちなど常温保存が可能で、消費期限が2008年11月以降のものが対象。集まった食品は日田玖珠地域の障害者施設やグループホーム、児童養護施設などに配布する。 日田商工会議所青年部事務局=0973(22)3184。 |