品薄で「ポテチ」騒動=ジャガイモ不足で販売休止 2017/04/27

 スナック大手のカルビーと湖池屋が、原料のジャガイモ不足を理由にポテトチップスの一部商品の販売を休止すると表明してから約2週間が過ぎた。ポテトチップス好きが店頭に押し掛けるなど、一部で品薄となり、ちょっとした騒動になっている。

 食品スーパーのアキダイ関町本店(東京都練馬区)では、ポテトチップスが先週末に売り切れた。まとめ買いする客も少なくなかったという。コンビニエンスストアのミニストップでも棚に並べるとすぐに売れる状況だ。広報担当者は「なくなれば、他のスナック菓子で棚を埋めるしかない」と話している。

 ネットオークションで、280円前後の「カルビー ピザポテトBIG」が1000円近い値段で売買されるなど、販売休止商品の人気が過熱している。販売休止は「ピザポテト」や「のり醤油」といった一部で、主力の定番商品などは出荷を続けている。だが、過熱する騒動の影響は、休止予定のない商品にも及んでおり、メーカーは出荷を抑制したり、新商品の発売を取りやめたりして対応している。

 多くの店が仕入れに苦慮する中、コンビニ大手のセブン―イレブンでは、オリジナル商品と組み合わせるなど売り方を工夫して、ポテトチップス全体の売り上げを伸ばしている店舗もある。

 昨年8月に北海道を襲った台風がジャガイモ不足を招いたが、インターネット交流サイト(SNS)で「ポテトチップスがなくなる」との情報が広まったことも、駆け込み買いを誘った。

 5月には九州でジャガイモの収穫が始まり、不足感は和らぐ見通し。ただ、「天候や作柄は不確実だ」(カルビー広報担当)といい、販売再開の時期は明らかになっていない。 

時事通信 4/27(木) 7:04配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170427-00000028-jij-bus_all

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