TPP:「地域経済崩壊は明らか」 反対総決起集会、前向き知事に怒りも/大分 2011/11/05

 野田佳彦首相が意欲を示す環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加を許さないと、JA大分中央会などが4日、大分市で総決起集会を開いた。自民、社民の国会議員を含め約630人が参加反対を訴えた。中央会の佐藤洋会長は「地域経済崩壊は明らか。売国に等しい行動だ」と政府を厳しく批判。交渉参加に前向きな広瀬勝貞知事を批判する声も上がった。
 民主議員と知事は欠席。佐藤会長は「国の将来の形が変わる問題。農業生産が減り、国土や山が荒れ、水の流れが変わり、美しい日本は崩壊する」。
 知事の代理で出席した小風茂副知事は「(政府から)TPPの全体像や具体的な支援策の提示がない。十分な情報開示がなく、国民の意見が聞かれぬまま議論が進んでいる」と指摘。「知事は日本が何も主張できないまま国際的な枠組みができることがないよう、交渉参加で利益を主張することも重要と考えている」と説明した。
 県青年組織協議会の佐藤暁史委員長は「県内農家は守るに値しないと言われているように思う。影響する分野への対策も財政措置もないまま、なぜ知事は交渉参加すべきと言えるのか」と批判した。
 参加阻止特別決議を採択、頑張ろう三唱をした後、市内をデモ行進した。【佐野優】

毎日新聞 11月5日(土)14時59分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000229-mailo-l44

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