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  丸紅など 混合生菌剤開発 「カス」飼料化 自給率向上

2010/01/27

 丸紅は26日、帯広畜産大学と微生物開発会社の日本仁安堂薬健(東京都千代田区)と共同で、高い防カビ効果と飼料成分の向上の効果を併せ持つ混合生菌剤を開発し、日本向けに販売すると発表した。微生物菌の働きで、農産物の残渣(残りかす)を飼料化することが可能で、輸入に頼っている飼料の自給率改善と、畜産経営の健全化に役立つと期待されている。

 この混合生菌剤は、アブラヤシの種子から搾油したあとの残りかすに、乳酸菌、酵母菌などの有用菌を添加したもの。北海道・十勝の主要農産物であるビートの残渣(砂糖大根の茎葉)に混合生菌剤を添加し、10カ月の保存試験と、羊にエサとして与える試験を実施した。

 従来の砂糖大根の茎葉は、高水分のために腐敗しやすく、飼料としての利用が困難だったが、混合生菌剤の添加により繊維分解が進み、ここから発生した糖分がアルコールなどに転換されることなどが分かった。このため、防カビ効果が高まり、飼料成分が向上するという。

 稲わらや、焼酎かす、オカラ、果汁の絞りかす、トウモロコシの搾りかすなどにも同様の効果が見込めるという。丸紅は、北海道の農家や飼料会社、豆腐メーカー、果汁飲料メーカー、バイオマスエタノール企業などに販売する方針。初年度5000万円、3年以内に5億円の売り上げを目指す。

1月27日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000027-fsi-bus_all