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食の安心・安全を求める傾向が強まる中、米粉に注目が集まっている。丹波地域では小麦粉の代わりに米粉を使ったロールケーキやパンが売り出され、製粉会社も最新の製粉機を導入した。米の需要拡大や食料自給率向上につなげる狙いもある。 米粉は主に団子やもちなどに使われてきたが、洋菓子にも使途が広がっている。京都食品(亀岡市余部町)は、安全性の高い地元産食材を使おうと、丹波産の米粉を使ったロールケーキ2種類を開発した。JR亀岡駅前の直売店「丹波スイート」で昨年8月に発売、一番の人気商品という。直売部の小田研太郎さん(41)は「きめ細かい生地と口どけの軽さが受け、固定ファンも多い」と話す。 同市や南丹市美山町では米粉のパンやクッキーが登場し、米粉を使ったパン作りの講習会も開かれている。 米粉の生産者にも新たな動きがある。丹波地域唯一の製粉会社「朝日製粉」(南丹市八木町八木)は12月、最新の米粉用製粉機を導入した。従来の機械に比べて粉が目詰まりしにくく、生産効率を上げられるという。園部町農業公社(同市園部町黒田)も11月に製粉機を導入、米需要を拡大して農地保全などにつなげようとしている。 米粉の普及には課題も少なくない。小麦粉が高騰したとはいえ、国産米を使った米粉の価格は、小麦粉の倍以上。米作農家が赤字の現状では、価格低下も期待できないという。また、天ぷらの衣などに使うには「粘りが出しにくく、一般の人には扱いにくい」(小田さん)という。 朝日製粉の林亨専務(51)は「米粉需要の拡大は食料自給率向上にもつながる。しかし、現実問題として、価格の壁を越えられるかどうかがポイントになる」と話している。 1月5日11時9分配信 京都新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000018-kyt-l26
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