耕作をやめた農家に農業再開を促すため、箕面市農業委員会が設置した「営農指導チーム」が成果を上げている。同市内にある約3・5ヘクタールの遊休農地の解消が狙い。害虫など近隣に被害が及ぶ恐れがある「指導対象農地」約1・6ヘクタールのうち約8割を、8月末までに解消できた。 遊休農地は、耕作放棄地とも呼ばれる。高齢化や後継者不足などから近年、全国的に増加傾向にある。いったん遊休地になると、農地として再利用するには時間がかかる。また、遊休農地が害虫の巣窟(そうくつ)になり、周辺農地に被害が出るなどの問題も起こっている。 チームは今年7月から、遊休地の所有者ら約30人に対し、耕作再開や市民農園として活用することなどを助言した。さらに、希望した市民が農家を手伝う「農業サポーター」制度の活用も呼びかけ、約8割の遊休農地が解消された。 同市農とみどり政策課は「今回は農業サポーター29人にも手伝ってもらい、遊休農地の解消につながった。1人でも多くの方に手伝ってもらえたら」と参加を呼びかけている。同サポーターの対象は18歳以上で、箕面市民でなくても可。問い合わせは同課(072・724・6728)。【松井聡】 9月17日14時1分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000190-mailo-l27 |