農業資材、および農業資材取い扱い店の紹介サイト「農材ドットコム」
トップページへ 農業関連記事 農業資材取扱店 更新内容 情報掲載 お問合せ
 
農業関連記事
←前の記事 記事一覧 次の記事→

 甘くて大粒“王妃の血”…サクランボの佐藤錦に新ブランド

2009/05/12

 秋田県湯沢市三関地区のサクランボ農家加藤敬悦さん(54)が、栽培する品種「佐藤錦」のうち、直径27ミリ以上の大粒のサクランボを独自ブランドとして首都圏に向けて売り出す。

 ブランド名は「クイーンブラッド(王妃の血)」。4月、特許庁に商標登録を出願した。加藤さんは、「三関のサクランボを全国の人に食べてもらいたい」と意気込んでいる。

 三関地区の農家が出荷するJAこまち(湯沢市)のサクランボの規格サイズは、S(18ミリ以上)、M(20・5ミリ以上)、L(23ミリ以上)、2L(25ミリ以上)、3L(27ミリ以上)の5サイズ。

 このうち最大の3L以上のサクランボを厳選し、クイーンブラッドとして販売する。JAこまちが主に販売しているLサイズより2段階大きい。JAこまちの担当者はクイーンブラッドについて、「甘みも十分。大きく味が良いことで地元では知られている」と評価する。

 サクランボの実を大きくするのは、一筋縄ではいかない。単純に大きくするだけでは、実が割れてしまう。

 加藤さんは15年前から、化学肥料を使わないようにして土壌改良に取り組んでいる。さらに所有する約80アールのサクランボ園の果樹を一本ごとに8メートルずつ間隔を空けるなどして十分に日光が当たるようにし、特製の成長促進剤を使うなどして工夫を凝らしてきた。その結果、生産するサクランボの3分の1ほどは3Lサイズ以上の大粒を収穫できるようになったという。

 三関地区のサクランボ農家は約180軒。そのうち加藤さんらサクランボの専業農家は年々少なくなっている。加藤さんは、クイーンブラッドを直接、首都圏の高級果物店などに出荷する計画だ。加藤さんは、「『サクランボといえば三関』と言われるようになりたい。世界一おいしく、大きいサクランボを作りたい」と話している。(川瀬大介)

5月12日7時50分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090512-00000106-yom-soci