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 農業の新規参入者50人募集へ 和歌山

2009/02/11

 和歌山県は農業への新規参入者50人を募集すると発表した。厳しい経済情勢を踏まえ、受け入れ先の農業法人や農家に1年間補助金を出すことで、失業した人たちが研修を受けながら収入を得ることができるようにする。深刻な後継者不足を受け、県は新たな就農者を増やす取り組みを進めているが、これまでは県農業大学校(かつらぎ町)や県就農支援センター(御坊市)などで技術を習得後に就農するケースが多かった。

 募集の内訳は、農業法人への就職が20人。農林水産省の「農の雇用事業」を活用し、実践的な研修に対して1人当たり月9万7000円を1年間補助する。

 このほか県農業士の資格を持つ農家などが30人を受け入れる。雇用機会創出のため創設された厚生労働省の「ふるさと雇用再生特別交付金」を活用し、受け入れ農家には農業法人と同額程度を補助。自立経営に移る際にも、県内に計34ヘクタールある貸し付け可能な農地を県が仲介する。

 平成19年度、県内で新たに農業に就いた人は146人で、統計を始めた11年度以降で最多。県は今回の取り組みを通じ、年間200人まで増やしたい考えだ。

 就農者で最も多いのが、農家出身で定年などを機にUターンした90人。このほか大学や農業大学校などの新卒者が27人、農家以外で県内外からの就農が22人、農業法人への就職が7人だった。作物別では果樹が79人と半数以上を占め、次いで野菜51人、花卉(かき)5人などとなっている。

 就農に関する説明会は、県内が14日午前10時~午後3時、和歌山市小松原通の県民文化会館4階で。県外が22日午前10時~午後3時、大阪市北区大淀中、梅田スカイビルタワーウエスト10階で。県経営支援課は「安心して就農してもらえるよう、入り口から出口まできめ細かくサポートしたい」としている。問い合わせは同課((電)073・441・2932)。

2月11日8時2分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000005-san-l30