島根県特産ブドウ(デラウエア種)の日射量と葉の茂り具合を測定し、最適な水やり、肥料量を決定する「リーフソーラー点滴かん水装置」を、県農業技術センター(出雲市)が中心になって3年がかりで開発した。
ハウス栽培のブドウ生産者は経験とカンを頼りに水分管理をしているが、管理次第で品質が決まることから、経験の浅い農家を悩まさせている。
そこで、同センターの果樹グループがハウス栽培技術に詳しい同市のキョウワガス産業(石飛静夫社長)、山口大、近畿中国四国農業研究センター(広島県福山市)の協力を得て開発した。
カメラ付き携帯電話に魚眼レンズを付けて棚下1メートルから7~10日ごとに撮影して葉の茂り具合を測定。日射量測定器の数値を加え、かん水プログラムを入れたパソコンに入力すると、最適な水と肥料量をはじき出し、チューブで自動的に適量を畑にまく仕組み。
大畑和也主任研究員(36)は「この装置で収量、糖度ともにアップする。栽培経験が浅くても高品質なブドウを作れる」と話している。
7月30日7時56分配信 産経新聞
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