カビが確認された事故米82トンが食用米として不正転売されていた問題で、神奈川県警は一両日中にも、関係する4社を、食品衛生法違反容疑で家宅捜索する方針を固めた。農林水産省は4社を刑事告発すると発表したが、不正は07年8~9月に行われたとされ、食品衛生法の公訴時効(3年)が迫っているため、関係書類などを早期に押収する必要があると判断。告発を待たず捜索に踏み切ることにした。
4社は、甘糟損害貨物(横浜市)▽協和精麦(神奈川県伊勢原市)▽石田物産(横浜市、休業中)▽共伸商事(愛知県半田市)。
農水省によると、この米は、一定量の輸入が義務付けられたミニマムアクセス米として、大手商社が07年4月に米国から輸入した。カビが見つかり、飼料用として処理されるはずだったが、4社が関与して酒造会社などの加工業者に販売されていた。【吉住遊、高橋直純】
7月26日2時30分配信 毎日新聞
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