2007年に豊田通商が輸入した米のうち、カビの発生で飼料用に回されるはずだった事故米82トンが食用に不正転売されていた問題で、農林水産省は22 日、飼料用に処理したように加工台帳を偽装していた協和精麦(神奈川県伊勢原市)が、02~07年度に「飼料処理」したとしている輸入米がこのほかに約 3000トンあることを明らかにした。同省は、これについても偽装がなかったか早急に調べる。 また、同省は食品衛生法違反などの疑いで、近く協和精麦など関係4業者を神奈川県警に告発する方針だが、このうち甘糟損害貨物(横浜市)、石田物産(同、休業中)、共伸商事(愛知県半田市)の3社については、食糧法に基づく販売事業者としての届け出が確認されておらず、届け出義務違反も告発容疑に加える方向だ。 一方、一般の加工業者に飼料用であることを隠して販売したとされる共伸商事の渡辺輝雄社長は同日、取材に応じ「飼料として売っただけだ。やましいことは何もしていない」と不正を強く否定。82トンは07年9月、岐阜県と福岡県の業者2社に売ったとしている。
7月22日19時24分配信 時事通信
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