日本商工会議所の岡村正会頭と大韓商工会議所の孫京植会長は2日、ソウル市内の大韓商工会議所で会談する。日韓産業界の相互交流を目的にした定期会談。今年は日韓FTA(自由貿易協定)の早期締結へ向けた両国の連携強化策が話し合われる見通しだ。
日韓の産業界首脳らは、先月末に中国と台湾で締結された中台経済協力枠組み協定(ECFA)にみられる中台の急接近に対し危機感を募らせている。日本と韓国のFTA締結を急ぎたいとの思惑は両国産業界で一致しているといってもいい。
韓国にとって中国は最大の貿易相手国で、対中輸出で台湾企業との競合分野は多い。台湾企業の競争力が強まれば韓国企業が被る打撃は少なくない。日本企業も中国市場で受ける影響は少なくなく、戦略転換を迫られるケースも予想される。
日中韓3国はFTAの共同研究に着手したばかりで、知的財産権や農産物の市場開放など合意に向けた隔たりは依然、大きい。日韓FTAが締結できれば3国間FTAへの弾みがつくと期待されている。
7月2日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
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