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ミツバチの減少 携帯電話が影響? 2010/07/01

ロンドン(CNN) 携帯電話の放射線がミツバチの減少に影響を与えている可能性を示唆する研究が発表された。

ミツバチの生息数の減少は世界的にも問題になっており、英国の研究機関によると英国で昨年17%減少、米農務省によると米国でも30%近く減少している。

ミツバチが短期間に大量に失跡したり死んだりする現象「蜂群崩壊症候群(CCD)」の原因としては、寄生ダニの存在や農薬、気候変動の影響などが指摘されている。

だがインドのパンジャブ大学の研究者たちは、携帯電話もCCDの原因の1つではないかと考える。ミツバチの巣に携帯電話を取り付け、1日2回、15分間ずつ電源を入れる実験を3カ月間続けた結果、ミツバチは蜜を作らなくなり、女王蜂の生む卵の数は半減し、巣の大きさも大幅に縮小したという。

ミツバチの減少で失われるものは蜂蜜だけではない。ミツバチは世界中で、90種類の商品作物の授粉をしているとされ、その経済的価値は英国で年間2億 9000万ドル、米国では120億ドルにも達すると言われる。

英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの生物学者、アンドリュー・ゴールズワーシー氏は、携帯電話の放射線がミツバチに影響を与える可能性はあると指摘する。

同氏によると、ミツバチの方向感覚のもとになる青色光受容体が携帯電話の放射線や基地局の影響を受け、感覚を失い、巣へ戻れなくなるのだという。

同氏は英国情報通信庁に、ミツバチを混乱させないため電話の周波数を変更するよう提案したという。

だが、携帯電話事業者の業界団体はCNNに対し、これまでの研究で指摘されているCCDの原因に電波の影響は含まれていないとしており、英国サセックス大学の専門家も、電波がミツバチに与える影響はまだ明らかにされていないと語っている。

7月1日17時12分配信 CNN.co.jp

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100701-00000013-cnn-int

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